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弊社OB様から電話を戴きました。
「建物の角に取り付けられた木の板が腐って、電話の引込線が外れ掛かっているので修理してください。」
「えっ、電話の引込線ですか?」
「NTTに電話した方が良いかもしれませんね?」
「電話したんです。」
「そうしたら、その線は既に使われていません。」
「外しても構いませんよ。」との事。
「だったら、外してください。」と頼んだそうです。
「弊社では、そうしたサービスは行っていません。」
そんな馬鹿な話はないでしょ!
取り敢えず、現地を確認して来ました。
たしかに、電話線を受けるメッセンジャーフックと保安器を取付ける為の木板が腐っています。
4本留められた釘も既に抜けていて、保安器がぶら下がっていました。
「確かに木板が腐っていますね。」
「でも、問題無さそうですよ。」
釘自体はサイディングに留められていました。
釘穴はサイディングを貫通していますが、釘の長さから見て、防水シートには届いていません。
防水上の問題は無さそうです。
腐った木板を取外し、釘穴に念の為シーリング剤を充填。
フックと保安器を別の場所に直接留めておきました。
もちろん、サイディングに下穴を明けてシーリング剤を充填、木ネジを通気胴縁に留め付けました。
修理自体は30分程度で完了しましたが、今後の課題点がひとつあります。
保安器が留められていたのは、カースペースの真上でした。
土間コンクリートも打設されていて、梯子も掛けやすかったんだと思います。
でも現在は、そこにカーポート屋根が設置されていて、梯子を掛けることが出来ません。
カーポート屋根のアクリル板を外して、梯子を掛ける必要があります。
でも片流れタイプの屋根なので、乗ると怖いんです。
アクリルパネルを外そうとしても、押縁のビスが動かないかも知れません・・・。
カーポート屋根を設置する時には、注意しないといけませんね。
posted by Asset Red
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