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6月11日付のアセットフォー日記となります。
今日も練馬・板橋は晴れ、気温も高めですが、湿度低めで時折吹く風が爽やかなんです。
梅雨入り間近とは思えません・・・。
練馬区桜台6丁目に建つ『FPの家 Y邸』では、洗面所及び水槽置き場の『マグボード』施工が行われています。
このお宅の壁仕上げは、全て紙クロス下地ルナしっくい仕上げとなっています。
(様々なメリットのある『良い仕上げ材』という事で、今現在は弊社イチオシの内装仕上げです。)
でも『水撥ねのある部分』への使用は、少し不安が残るんです。
そこで今回は、水に強いパネルを貼ることにしました。
いわゆるキッチンパネルです。
写真左側の壁一面に貼ってあるんですが、わかりにくいかな?
洗面化粧台の横壁となります。
水撥ねが原因で、クロスにカビが生えたりするんですよね・・・。
でも、キッチンパネルを貼れば大丈夫!
何より水に強い事、そして汚れをサッと拭けるのが最大の魅力です。
でも、どうせ貼るなら磁石の付くパネルの方が良いでしょ?
という訳で、別の場所にはマグボードを貼ってみました。
不燃仕様のマグネットボード。
メモなんかを貼る時便利ですよね。
磁石が付くので、壁を自由自在に使えます。
市販されている様々な収納部材も使って、色々と便利にできそうです。
また別売りのマグネ黒板シートやマグネホワイトシートを使えば、伝言ボードや落書きスペースとしても使用できるそうです。
これ、欲しいなぁー。
一般的なキッチンパネルは窯業系です。
でもマグボードは、磁石が付くように、基材の中に薄い金属板がラミルネートされています。
そして今回は、この金属板が良い仕事をしてくれました。
コレです。
水槽置き場の壁なんです。
マグボードの中に開口があるでしょ?
そして、水槽を置くカウンターを跨ぐ形でボードが張られています。
窯業系ボードの場合、イラストのように切込みがあるケースでは、ボードが割れないように切り貼りするのが標準的な施工方法です。
切断したパネルを突き付け、赤い破線部分にシール剤を充填します。
シール剤って案外目立つし、汚れやすいんですよね・・・。
でも金属板がラミネートされているお陰で、切込みがあっても割れません。
だから切断する部分が減り、シール部分も減ります。
見た目もきれいなんです。
その分、職人さんは大変なんですけど・・・。
反省している訳ではありません。
もちろん、溜息をついている訳でもないんです。
今回は、パネルとの付着性を考えて、パネル下のしっくい&クロスを剥がして貰いました。
写真はスクレーパーを使ってクロスを剥がしている様子を撮ったものです。
せっかく貼ったのに、しっくいを塗ったのに、剥がすなんて勿体ない・・・。
そう思った方も大勢いると思います。
その通りなんです。
ボード貼りの日程調整が出来ず、こうなってしまいました。
面目ない・・・。
でも、しっくいの上に接着しても、下地の紙クロスが剥がれてしまえばボードが浮いてしまいます。
たとえ今起こらなくても、将来起こっては困るでしょ?
クロスを剥がしたら、その上に両面テープと接着剤の両方を使ってパネルを接着します。
端部にはジョイナーを取付け、入隅部分には防カビシーリング剤を充填して完了です。
これで水撥ねも大丈夫!
簡単に拭き取ることが出来るし、かびる心配もありません。
ストレスが、またひとつ減りました。
posted by Asset Red
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