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昨日の拙ブログでは『エコライフDAY』について書かせてもらいました。
そう、本日6月13日は『エコライフDAY』なんです。
せっかくですから、省エネについても考えてみましょう!
Forward to 1985 energy Lifeでは、『住まいと暮らしの省エネガイドブック』という小冊子を発行しています。
首都圏版を見ると、こんな事が書かれているんです。
『省エネ』と言っても、習慣の改善から家電の買い替え、住まいの大規模リフォームまでさまざまです。
このガイドブックでは1~4まで、レベル別に省エネの工夫をご紹介します。
そして、それぞれのレベルと削減効果の目安をイラストを添えて教えてくれます。
レベル1 暮らし方を工夫する。
暖房エネルギーを減らす。
①晴れた日に日差しが入る窓はカーテンを開ける。~削減効果最大5%
②窓から熱が逃げない工夫をする。~削減効果最大10%程度
カーテンの上下から熱が逃げない工夫をする。
雨戸・シャッター・障子を閉める。
断熱カーテンをつける。
③エネルギー効率の悪い機器をできるだけ使わない。~削減効果最大30%程度
④着衣に工夫して暖房温度を少し下げる。~削減効果最大20%程度
⑤不要な暖房を使わない。~削減効果最大10%
⑥集まって過ごす。~削減効果最大15%
冷房エネルギーを減らす。
⑦窓の外に日除けをつける。~削減効果最大50%程度
⑧外が涼しいときに窓を開けて風を通す。~削減効果最大9%
⑨家族が続けて入浴する。
⑩止水ボタン付シャワーヘッドをつける。~削減効果最大6%
⑪夏はシャワーだけで済ます。
照明エネルギーを減らす。
⑫雨戸やカーテンを開けて光を採り入れる。~削減効果最大10%程度
⑬点けっ放しをなくすクセをつける。~削減効果最大14%程度
⑭照明器具の電球をLEDに変える。~削減効果最大40%程度
⑮人感センサー付きの照明器具を使う。~削減効果最大14%程度
家電エネルギーを減らす。
⑯無駄遣いをやめる。
調理エネルギーを減らす。
⑰かしこく調理する。
それぞれに説明もあります。
どれも、簡単に実行できるでしょ?
レベル2は『少し投資して省エネをする』となっています。
窓ガラスを省エネ性の高いモノに変えたり、天井に断熱材を入れたり・・・。
比較的簡単に、かつコスパの高い方法が挙げられています。
レベル3は『部屋をリフォームする』となっています。
そしてれべる4は『大規模リフォーム・新築をする』です。
集合住宅や賃貸住宅でもできる工夫も紹介されているんです。
http://to1985.net/consumer/howto/
ご興味のある方上記HPをご確認ください。
考えるなんて書きましたが、小冊子のご紹介で終わってしまいました。
個人的には、ライフスタイルとかご家族の生活スタイルを変えることが一番の早道だと思うんです。
無理を承知で書きます。
ここからは、私の戯言と思って読んでください。
例えば昔の日本人は、日の出と共に起き、日の入りと共に寝ています。
ロウソクとか油という灯りが高価だった時代は、コレが足り前のスタイルだったんです。
蛍の光や窓の雪灯りで勉強するなんて歌もありましたよね。
個々に個室でプライベートタイムを楽しむというスタイルを、ご家族で一緒に過ごすスタイルに変えるのも効果的だと思います。
食事を一緒に摂り、お風呂に続けて入ります。
各々がテレビやYUTUBEを見なくなれば、照明分も含めて電気代を節約することが可能です。
ご家族で会話を楽しむようになれば、もっと省エネになります。
こうしたライフスタイルであれば、家電や調理器具、照明器具の消費電力を減らすのって、意外と簡単なんです。
昔に比べて現代の日本の家庭は、核家族化が進んでいます。
以前であれば、7人家族くらいは普通でした。
でも最近は2人から4人くらいが普通でしょ?
昔に比べれば、ひとり暮らしの方も多い筈。
家庭数が増えている分だけ、トータルの消費エネルギーは確実に増えているんです。
ひとり当たりの消費エネルギーを考えれば、大家族の方が圧倒的に有利だと思いませんか?
2013年度比-46%。
これは先日の気候変動サミットにおいて、菅総理が各国に宣言した約束です。
『2030年度に温室効果ガスを2013年度を比べて46%削減する』
これって、大変なことだと思います。
核家族化がさらに進み、不利な状況が続いています。
省エネ後進国の我が国に、こんな事が実現できるのでしょうか?
でも国際的な約束事ですから、『頑張ったけど、できませんでした。』は通用しないんですよね。
最新の省エネ&再エネ技術を集めても、実現は難しいでしょう。
全ての原発を止め、東日本大震災直後のような暮らしをもう一度行う覚悟なんて、ありませんよね。
でも、私達一人一人のライフスタイルを変える必要があると思うんです。
その為にも、まずは現実を認識することだと思います。
技術大国ニッポンとは言われていますが、こと脱炭素や省エネに関しては『まるで赤ちゃん』みたいに何も出来ない国である事を自覚すべきだと思います。
posted by Asset Red
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