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とある現場に取り付けられた照明器具の写真です。
なかなかオシャレですよね。
これ、お施主様(以下、Y様)の支給品です。
Y様がネットで購入し、ご自宅で受取り。
指定した日に現場まで届けて戴き、それを弊社で取付けました。
施工に関わる不具合は弊社で対応させて戴きますが、製品自体の不具合はY様が対応しなければなりません。
これが今回取り交わした、Y様と弊社の請負条件です。
細かな部分までしっかりと決めておけば、たいしたトラブルもなく、支給品の取付は可能です。
という訳で、弊社では分離工事や施主による製品支給は可能です。
ちょっと脱線しちゃいましたね。
今回書きたかったのは、こんな話ではありません。
話を元に戻したいと思います。
写真を良く見ると、気がつく事があります。
そう、電球が無いんです。
担当者に聞くと、「ご入居までにY様が用意する。」との事。
「完成現場見学会用に、代わりの電球を用意して貰えませんか?」
「電球が無いと、変でしょ?」
確かに・・・。
じゃー、安い白熱球にしようか?
透明のタイプなら、オシャレに見えるでしょ!
近所のHSに1個100円+税で、まだ売っているんです・・・。
恐らく、オシャレなLED電球を購入するつもりなんだろうなぁー。
そう思いました。
たぶん、コレですよね。
これ、白熱球っぽいけどLED電球なんです。
結構高いんですよね。
という訳で、今回はLEDの話です。
何をイマサラ!
なんて言わずに、お付き合いください。
LED電球のメリットと言えば・・・
消費電力は白熱電球の1/5~1/7。
とにかく、電気代が安いんです。
おまけに10年という長寿命。
交換の手間も大幅に減らせます。
それだけではありません。
LEDには虫が集まりにくという特長もあります。
照明カバーの中の虫の死骸・・・。
あれ、掃除するの結構嫌ですよね。
コレも防げる訳です。
LED電球(810lm)
と
白熱電球 (60w)
どちらも同じ明るさです。
でも、消費電力は違います。
前者の消費電力8.7Wに対して、後者の消費電力は60.0Wとなります。
1灯当たり、1日の点灯時間を8時間とすれば、電気代は1年で4,000円も差が出ます。
ちなみにW(ワット)とは仕事率や電力等を表す単位です。
これに時間を掛けるとエネルギーを表す単位になります。
例えば1kWh(キロワット時)であれば、出力1000Wのモーターを1時間稼働した時の仕事率を表します。
Wって単位は、なんだかわかりにくいんですよね。
そこで、皆さんの馴染み深い単位に置き換えてみようと思います。
ズバリ、Kcal(キロカロリー)です。
1ℓの水温を1℃上げるために必要なエネルギーが1Kcalです。
そして1Kcalは、およそ1.163Wに相当します。
ちなみに1Kcalは、チョコチップクッキー23枚分に相当するそうです。
60Wの白熱電球×1灯をKcalに換算すると、51.59Kcalになります。
これって、チョコチップクッキー1,186個分です。
一方、8.7WのLED電球は7.4Kcal/172個分に相当します。
8時間食べ続ければ、9,488個対1,376個。
仮に家中で14灯あったとすれば、合計132,832個対19,264個になります。
森永チョコチップクッキー12枚入りの価格を調べると940円(税別)くらい・・・。
11,070箱(10,405,800円)対1,606箱(1,509,640円)、凄い数字ですよね?
こんな枚数、甘い物が嫌いな私であれば一生掛かっても食べ切れません・・・。
朝からバカな話を書いてしまいました。
LED照明って、この位凄いって話をしたかったんです。
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