blog
今日は水曜日。
アセットフォーはお休みです。
以前に拙ブログに書かせてもらった、弊社OB宅の外装リフレッシュ工事ですが、実はまだ続きがあります。
エコキュート&洋便器の交換が残っているんです。
工事の時期を相談に行くと、玄関先でお願いがあると言われました。
購入した宅配ボックス(以下、ポスト)を取付けて欲しいとの事。
早速、実物を見せてもらいました。
デカイ!
こんなにデカイポストをどこに取り付けるんだろう?
ちなみに、取付用ポールは用意していないそうです。
まさか、外壁に固定するつもりなの?
既に取付位置については、奥様と打ち合わせ済みなんだそうです。
ちょっと手伝って!
と言われ、ポストを外まで運びました。
重い!
壁付けは厳しいだろうなぁー、そう感じました。
設置候補地にポストを仮置きしてみました。
レンガ製の花壇の上に載せ、壁に固定したいそうです。
なるほど、これなら荷重はレンガが受けてくれます。
転倒防止として外壁に固定すれば、問題なさそうです。
でも細かい部分で、納まりを工夫しなければなりません。
部材を用意して、後日取り付けることにしました。
という事で、今回は取付の様子を挙げたいと思います。
用意したのは、以下の部材です。
①クッションラバー/100×100×10を1枚
②クッションラバー/100×100×20を1枚
③オールアンカー&ナットを2セット
④プラスチックプラグを2本
⑤コースレッドを2本
⑥コースレッド用のワッシャーを2枚
また施工には、電動工具及びドリルの刃等を使います。
なお①・②のラバーは、それぞれ半分にカットし、真ん中に穴を明けました。
ポストの背中には、取付用の穴が4箇所明けられています。
背面の写真です。
写真右が下側、黒いゴムキャップを外すと取付用の穴があります。
また床にも、取付用の穴が4箇所明けられていました。
同じく黒いゴムキャップが、取付用の穴に挿し込まれています。
その内側の穴は、水抜き穴です。
今回、床の穴は使用しません。
花壇の位置が、穴と合わないんです。
でも、背中を留めれば大丈夫!
取付用のボルトも同梱されていましたが、使えそうもありません。
ゴツ過ぎるんです。
イギリス製のポストらしいので、レンガ用のアンカーだと思います。
基礎の立ち上がりに使うには太過ぎます。
しかも長さが足りません。
また、窯業系サイディングで仕上げられた外壁にも使えません。
長さも中途半端なんです。
大きなワッシャーだけ、使わせてもらいます。
明けられている穴が大きいので、用意したナットやワッシャーの下に挟むことにしました。
今回の場合は土台水切(以下、水切)を跨ぐ形で、基礎コンクリートと窯業系サイディングに留め付ける必要があります。
でも水切と外壁の段差は10mm、基礎との段差は20mmもあります。
そこで、ここにラバーを挟むことにしました。
最初に行うのは、下穴明けです。
基礎に2箇所、外壁に2箇所穴を明けました。
基礎の穴には、オールアンカーを挿し込み打撃を加えます。
イラストのように、中で先端が拡がるので引っ張っても抜けません。
こんな感じになりました。
ここに、厚さ20mmのラバーを挿し込みます。
また外壁の穴には、プラグを挿し込み、出っ張った部分を平らにカットします。
こんな感じになりました。
青い部分がプラグです。
本来の利用方法とは違うんですよね。
下地の無い『中空層』部分にビスを締め付けた際に、サイディングが割れるのを防ぐのが目的なんです。
ビスは、外壁合板に留め付けます。
これで準備完了です。
ポストを設置し、穴の位置をオールアンカー&プラグの位置に合わせます。
オールアンカーを締め付けた後の写真です。
こちらは、プラグにコースレッドを捻じ込んだ後の写真です。
これで、転倒する事はありません。
ラバーも硬いので、手で揺らした程度では動きません。
無事、完成です。
所要時間は15~20分くらいでしょうか?
意外と簡単でした。