板橋区蓮根1丁目 I邸の地味な作業

6月21日付のアセットフォー日記となります。

今日の練馬・板橋は曇り、雨は降らないようですね。

板橋区蓮根1丁目に建つ『FPの家 I邸』では、相変わらず地味な作業が続けられています。

例えばコレです。

1階浴室の壁及び天井にプラスターボード(以下、PB)を張りました。

以前は外周部だけ張っていましたが、最近は室内側の壁にも張るようにしています。

ユニットバス施工前に張っておかないといけないので、他のPBとは別に先行して張らないといけないのがネックなんですよね・・・。

こちらは、浴室間仕切壁に充填したグラスウール(以下、GW)です。

厚さ105mmの16kg/㎥品を使用しました。

簡単に、施工方法を書いておきます。

①予めGWを必要寸法にカットします。

②カットしたGWを、裏側に張られたPBに押し付けます。

③柱や梁との突付け部分にカッター等を挿し込み、GWと柱等の面が揃うように引出します。

筋交の入った壁なので、施工が大変です。

④GWに筋交いに沿ってカッターで切込みを入れます。

⑤筋交いとGWの突付け部分にカッター等を挿し込み、GWと筋交い面が揃うように引き出します。

やってみるとわかりますが、これが難しいんです。

最近のGWは、ますます断熱性能が向上しています。

しかも、その割に安価です。

これを使わないなんて、勿体ないでしょ

でも、扱いが難しいんです。

丁寧に施工しないと、期待した断熱力を発揮出来ません。

上図は、施工状態と熱伝導率を示しています。

右覧が熱貫流率になっていますが、その差を見るとビックリしますよね。

厚さ100mmのGWも、正しい施工になっていなければ46~84mm程度の断熱力しかありません。

あれ思ったほど暖かくないゾ!?

なんて事にならないように、丁寧な施工を心掛けたいですよね。

浴室との間仕切りに断熱材

と言う方も多いと思います。

でも、夏季の浴室と居室って室温差が大きいんです。

断熱材を入れておけば、熱が伝わりません。

2階小屋裏の妻壁を撮ってみました。

弊社では、柱間に充填した断熱材の内側に30mmの配線スペースを設けるようにしています。

今回は小屋裏エアコンを導入する為、小屋裏の熱橋となる躯体部分に発プラ系断熱材を内張りしました。

結露を防ぐのが目的です。

その上にプラスターボードを張ります。

どの施工も気密施工と同様に、完成すると見えなくなってしまいます。

でも確実に、住み心地に影響します。

やっていない工務店も多いと思うんです。

その為の費用もバカになりませんから・・・。

それでも、弊社は行います。

「1年通して、省エネで快適だよ。」

この言葉が嬉しいからです。

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