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6月24日付のアセットフォー日記となります。
今日の練馬・板橋の天気は曇り時々雨。
雨降らないで欲しいんですよね・・・。
だって、板橋区蓮根1丁目に建つ『FPの家 I邸』では玄関庇の下地をつくっている最中なんです。
透湿防水シートの上に下地を組んでいます。
庇の腕木は、厚合板を利用しました。
腕木の上に野地合板を載せ、ルーフィングを被せて完了です。
取り敢えずの雨仕舞です。
後日、屋根屋さんが来てキチンとしてもらいます。
今回の庇は、いつもより意匠性の高いものにします。
その為の準備も行いました。
仕上がるのが楽しみですね・・・。
雨が降り出す前に、完了して良かったと思います。
弊社は『床断熱工法』が標準です。
イラストのように断熱材を土台レベルに充填し、土台下に基礎パッキンを敷き込みます。
よって、床下空間は家の外扱いとなります。
これに対して、最近増えているのが『基礎断熱工法』です。
イラストのように基礎に断熱材を貼り付け、換気口は取付けません。
また基礎パッキンではなく、気密パッキンを敷き込む事が多くなりました。
この工法の場合、床下空間は家の内側扱いとなります。
断熱材の貼る位置により、『外張り』と『内張り』の2種類に分類されます。
上図は外張り、そして下図は内張りとなります。
それぞれのメリット・デメリットを鑑みて、適した方法を採用しているようですね。
立ち上がりだけではなく、耐圧盤への断熱材施工も必要です。
イラストは内張り断熱の場合の納まりとなります。
一般的には、イラストにあるように外側の立ち上がりと、耐圧盤に巾45cm程度の断熱材を敷き込むことが多いようです。
床断熱工法を採用する弊社でも、基礎断熱は行います。
例えば、こんな感じです。
ユニットバスの下部に断熱材を貼っている様子です。
立ち上がりの内側に厚さ50mmのイソシアヌレートフォームを、そしてUB下全体にも厚さ50mmのイソシアヌレートフォームを貼り付けます。
熱伝導率は0.021W/m・Kですから、熱抵抗は2.38。
厚さ107mmのグラスウール16Kの断熱性能に相当します。
立ち上がり&耐圧盤に貼った断熱材が、気密層であり断熱層でもあります。
だから、隙間なく丁寧な施工が求められます。
給水・給湯配管や追い炊き配管、排水配管が断熱材を貫通しますから、それらの回りの気密処理も重要です。
玄関土間部分も基礎断熱になりますから、UB下と同様の施工を行います。
浴室であれば、吊架台を使って防水パンを設置します。
玄関であれば、断熱材の上にコンクリートを打設しタイルを貼ります。
どちらも、仕上がってしまえば分かりません。
それだけに、ちゃんと断熱&気密施工が行う必要があると思います。
天井野縁、そして外回りの配線野縁の施工も進んでいます。
間仕切り壁部分の間柱も、ほぼ立て終わりました。
いよいよ、電気配線・水道配管、そして換気・空調配管となります。
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