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弊社も、もう少しで創業31年を迎えます。
創業3年目より高断熱・高気密住宅の請負をスタートしてからも、早いもので28年です。
紆余曲折、様々な問題と向き合って来ました。
高性能サッシの選択も、そのひとつです。
当初は、樹脂サッシやアルミと樹脂の複合サッシを採用していました。
ガラスはLow-Eペアの遮熱タイプが多かったようです。
当時は価格や使い勝手等により、T社(今のL社)やy社、S社(今のE社)と使い分けてたんですよね。
中には3社のサッシが混在している建物もありました。
その後はアルゴンガス入りLow-Eペアガラスやアルゴンガス入りLow-Eトリプルガラスを、お客様のご要望に応じて使い分けるようになりました。
窓位置により、日射取得タイプ・日射遮蔽タイプを使い分ける事も当たり前です。
ここ10年位は、ほぼエクセルシャノン(以下、ES社)の防火樹脂サッシしか使っていません。
えっ、理由ですか?
いくつかあります。
例えば、メンテナンス部品の対応力です。
築23年くらいの建物になると、そろそろ窓の部品が傷んできます。
メーカーに連絡を入れ、部品を発注し、交換する必要が生まれます。
この時に、メーカーによる差が出るんです。
「既に廃盤になっている為、部品供給が出来ません。」
「現行モデルを納品しますから、現場で加工して使ってください。」なんて言われる事もあります。
「新しいサッシに交換してください。」なんて言われると、びっくりします。
「たかが部品交換で足場掛けてたら、お客様に怒られちゃうよ!」
「改修用サッシはいかがでしょうか?」
「足場不要ですし、工期も1日で済みます。」
営業された日には、呆れてしまいます。
ES社であれば、すぐに部品を届けてくれます。
現行モデルしかない場合でも、交換対応が可能なように設計されています。
安心ですよね。
そして、もうひとつの理由がコレです。
気密性能が良いんです。
気密性能測定をすると、その差にびっくりします。
しかも、それだけではありません。
ご入居後に、サッシの風切り音が気になるという苦情が入る事がマレにあります。
大概、Y社かL社のサッシなんです。
サッシ自体の剛性が低いのか、パッキンに頼り過ぎているのか?
細かく検証をした訳ではありませんが、経年による気密性能の低下があるのは確かです。
調整しても、調整しきれず、パッキン交換をする羽目になったりします。
でもES社なら、ドライバー1本で調整可能です。
この差も大きいと思います。
框が大きくてゴツイ。
防火窓だとバリエーションが少ない。
などのデメリットもありますが、なるべく使うようにしています。
お客様も、説明すれば、わかってくれるんですよね・・・。
posted by Asset Red
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