練馬・板橋で注文住宅を建てるなら地域密着の工務店アセットフォー

弊社スタッフが対応した、あるメンテナンスの話を書きたいと思います。

弊社でプチリフォームを行ったOB様より、先日お電話を戴きました。

間仕切り戸の開閉がスムーズにいかなくなったとの事。

戸車が壊れたんだと思います。

部品を交換するだけですから、簡単に修理出来そうです。

でも、某メーカーの間仕切り折れ戸ユニットです。

すでに廃盤になっている筈。

枠ごと交換になるかも？

そう思いつつ、メーカーに症状を伝え、対策を相談しました。

やっぱり・・・。

既に廃盤になっていて、部品交換も出来ないそうです。

でも後継品を使えば、枠はそのままに建具の交換で対応できることがわかりました。

建具を注文、大工さんを手配し、建具の交換に向かわせました。

古い建具を外し、新しい建具の梱包を解きます。

さあ、吊り込もう！

ここで問題が発生しました。

金具を調整する為に必要な工具が無いんです。

大工さんは、既存の建具を外すのに使った工具では、サイズが合わないと言います。

枠を一緒に購入していれば、簡易的な工具が梱包内に入っているのに・・・。

建具の梱包には入っていないようです。

そりゃ、そうですよね。

枠の梱包と建具の梱包の両方に入っていたら、タブってしまいます。

もう10年位採用していない建具ユニットだからなぁー・・・。

ここで私に電話が入りました。

「折れ戸用の調整に使う工具が無いんです。」

「持っていませんか？」

貧乏性の私は、こうした簡易工具が現場に転がっていると、つい持ち帰ってしまうんです。

それを大工さんも知っていました。

さっそく近くの現場で待ち合わせ、金物に合う工具を探しました。

その時、私が車に置いてあった工具です。

さいわい、この中の工具がひとつだけヒットしました。

モデルチェンジは仕方ないけど、工具くらいは同じもので対応できるようにして欲しいですよね。

金物だけでも共通にしてくれれば、もっと良いけど・・・。

でも良かったです。

私の貧乏性も、時には役立つことがわかりました。