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先日、久し振りにイケダコーポレーションの担当営業が弊社を訪ねてくれました。
オーガニック断熱工法『STEICO』の色々を聞く事が出来て良かった・・・。
以前から興味があったんです。
木繊維で建物を覆う断熱工法です。
もっと詳しく知りたいですよね?
以下、イケダコーポレーションHPからの抜粋となります。
◆ STEICO 4つの機能 ◆
1. 断熱|夏の断熱に強い
セルロース断熱材のメリットは省エネ性と冬の温かさ。
しかし、地球温暖化が進む昨今、断熱性能は冬の寒さだけではなく、夏の暑さを防ぐ性能が必要です。
STEICO断熱工法は、熱容量が高く熱伝導率が非常に低いため、真夏の外気温を室内に通しません。
優れた断熱性能で、真夏でも快適でひんやりと涼しい室内環境を創ります。
◆「熱容量」とは◆
物体の温度を1℃高めるのに必要な熱量のこと。
数値が高いほど温まりにくくなります。
つまり、日本の夏を快適に過ごすには「熱容量」こそが最も重要なカギ。
これまで断熱材の性能は冬の寒さに対する熱伝導率が重要視され、熱容量にはあまり注目されていませんでした。
しかし、「熱容量=夏」と「熱伝導率=冬」を高いレベルで併せ持つ木繊維断熱材は、いま欧州で非常に注目されています。
2.化学物質不使用|オーガニック断熱材が作る建築と暮らし
針葉樹の端材や鋸くずが原料のため、化学物質を含む成分は一切不使用。
屋根や壁に施工することで、快適で健康、安心な暮らしを約束します。
「STEICO」はヨーロッパ各国で何十年にも渡りその性能を実証。
「STEICO」の製品は全てFSC、PEFC認証の木材から製造されたエコロジー製品です。
「STEICO」はIBJ研究所の会員でありバウビオロギー協会、パッシブハウス協会の会員で環境と快適な生活を護るための活動を行っています。
建物全体を覆うからこそ安全性にはこだわりがあります。
3.調湿|呼吸する断熱材
木繊維で構成された「STEICO」は透湿性が高く、夏の蒸し暑さや、梅雨のカビ、冬の結露など、気候の変化に富んだ日本に最適な断熱材。
室内を最適な湿度に調整します。
4.防音|図書館並の静かさ
断熱材でありながら、優れた防音効果を兼ね備え、心地よい室内音響効果をも約束。
大通りに面した住宅でも図書館並みの静かさで、静かでストレスの無い生活環境を保ちます。
『夏の暑さを快適にする断熱工法』というフレーズが目に止まりました。
ここ数年、急激に40℃を超える日が増えてきました。
冬と違い、夏の暑さはひたすらエアコン頼りです。
でも、この工法を採用することで少しでも快適に出来たら・・・。
魅力を感じます。
FPの家しか建てたい弊社が採用するとすれば、天井断熱でしょうか?
現在採用している『セルロースファイバー』の代替品として、採用を検討したいと思います。
内装用充填断熱材として「STEICO FLEX038」という製品もあります。
自然素材でありながら熱容量2100という高い断熱性能を誇るそうです。
さらに梅雨や蒸し暑さを防ぐ透湿性能。
施工は間柱や垂木間にスポンジのように押し込むだけ。
あっという間に完了しそうです。
丸鋸で簡単に切れるのも、魅力のひとつです。
建物全体を覆うものだからこそ、防蟻処理も含め有害化学物質は一切不使用。
室内側に設ける配線野縁間に充填すれば、調湿&蓄熱による室温安定に効果を期待できそうです。
でも、厚さ30mmの製品はないそうです・・・。
残念!
セルロースファイバーと比べて、沈降が少ないのも大きなメリットです。
でも比重が大きいので、天井野縁の剛性を高める必要があります。
前向きに検討しよっと!
Y様、良い情報をありがとうございました。
コロナ禍が去ったら、また飲みましょうね・・・。
posted by Asset Red
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