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6月29日付のアセットフォー日記となります。
今日の練馬・板橋の天気は曇り、でも朝まで雨が降っていました。
こんな日は、外仕事の職人さんは休んでしまいます。
雨が上がり次第、作業を行ってくれればいいのに・・・。
仕方ありません。
朝早くに現場に向かわなければ、作業時間が少なくなります。
かと言って、いつも通りに出掛けても、雨で帰る事になれば手間は出ません。
仮に作業が出来るようになっても、作業時間が少なければ、1日分の日当を払うことが出来ません。
天気予報を確認しつつ、現場に向かう?
それとも休む?
ある意味『賭け』に出るしかない訳です。
これでは、休むしかないですよね。
板橋区蓮根1丁目に建つ『FPの家 I邸』では、今日から屋根工事が行われる予定でした。
でも、この天気です。
今日は休むんだろうなぁー。
そう思って現場に行くと、足場に荷揚げ機が掛かっています。
おっ、来てんじゃん!
現場が近いから、来てくれたのかも知れません?
前面道路に搬入車両は既になく、屋根材が建物脇に置かれています。
今回も、いつもと同じ屋根材です。
ジンカリウム鋼板に砂を葺いた屋根材、『ディプロマットスター』です。
真っ白な外壁に良く似合う、テラコッタ色を採用しました。
でも、いつもとは少し違うんです。
棟包です。
いつもはGL鋼板ですが、今回は屋根と同質の棟包にしました。
同様に、ければ役物も同質タイプです。
いつもと少し違った仕上がりになりそうで、楽しみ・・・。
10時過ぎ、空から雨粒が落ちてなこない事を確認して、荷揚げを開始しました。
弊社では、下葺き材として透湿ルーフィングを採用しています。
アスファルトルーフィングという言葉を聞いたことがあると思います。
以前から良く使われている屋根の下葺き材です。
これを野地板の上に敷き込み、その上に屋根材を葺きます。
アスファルトを含侵させているため、雨水は通さないけど、水蒸気も通しません。
その為、小屋裏から上がってくる水蒸気を野地板の上で止めてしまい、野地板を腐らせることがあります。
アスファルトルーフィングの防水性をそのままに、透湿性を高めて野地板の腐れを防止するのが透湿ルーフィングの役目です。
ちなみに弊社が採用している『ウートップ サーモNDプラス2SK』の防水性は、JIS防水試験規定値の10倍以上の性能を有しているそうです。
最近は透湿ルーフィングの種類も増えています。
でも中には、濡れると滑って危ない製品もあるんです。
以前に、雨上がりの屋根に上がって危ない思いをしました・・・。
でも弊社の採用するモノは、濡れても滑りません。
だから安心して、上に乗ることが出来ます。
滑って危ない下葺き材であれば、雨上がりに屋根の上で作業なんて出来ません。
これも今日、現場に来てくれた理由のひとつだと思います。
まずは荷揚げした材料を下葺き材の上に配置して、作業の下準備を行います。
実際に屋根を葺きだすのは、明日になりそうですね。
posted by Asset Red
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