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7月9日付のアセットフォー日記となります。
今日の練馬・板橋の天気は曇り時々雨。
気温は25℃と、それほど高くありません。
でも、湿度が85%!
身体を動かすと、すぐに汗が吹き出してきます・・・。
その点、完成現場はいいですね。
エアコンの効いているので、汗をかくことが少ないんです。
お引渡し間近の練馬区桜台6丁目に建つ『FPの家 Y邸』では、毎度お馴染みの『室内空気環境測定』を行いました。
と言っても、それほど大した測定ではありません。
写真のバッジ×2個を、測定したい部屋の中央に設置するだけです。
左側のバッジは、室内空気に含まれる以下の4つのVOC(揮発性有機化合物)濃度を測定するのに使います。
①トルエン
②エチルベンゼン
③キシレン
④スチレン
そして右側のバッジは、空気中に膨れるホルムアルデヒド濃度を測定するのに使います。
両方を高さ1.2mの脚立頭頂部に取り付け、リビングの真ん中に設置。
あとは玄関に鍵を掛けて、人の出入りが出来ないようにしてオシマイです。
玄関に『立入禁止』札を貼って、工事キーを持ち帰れば、今日の作業は完了となります。
翌日、24時間経過した事を確認し、それぞれの袋にバッジを収容し、これを調査期間に送付。
1週間程度で、それぞれの物質の放散濃度が書かれた報告書が手元に届きます。
簡単でしょ?
費用も驚くほど、お手頃なんです。
皆さんも、やってみてはいかがでしょうか?
気密性の高い建物で有害物質を使うと、スカスカの建物と違い、色々な健康被害が出るかもしれません。
隙間の多い建物であれば、温度差や風が有害物質を建物外に排出してくれます。
でも隙間がなければ、いつまでも建物内に残っているかもしれません。
もっとも気密性の高い建物は、換気装置が機能するので換気していれば問題が発生する危険性は低くなります。
スカスカの建物では、換気装置は本来の機能を果たすことが出来ません。
実際のところは、どっちが危険なんだろう・・・。
弊社は、有害物質の少ない家づくりを行います。
その為に、合板建材を極力使わないようにしています。
接着剤の使用も、極力控えています。
自然素材や自然塗料を採用する理由のひとつは、コレなんです。
そして安全性を、この測定で確認します。
換気装置が機能しているかどうかも、換気風量測定で確認します。
隙間の多寡だって、気密性能測定で確認するんです。
ちなみに断熱性能と耐震性能は、外皮計算&許容応力度計算で確認します。
「御社の建物は大丈夫?」
そう聞かれることがあります。
大丈夫です!
胸を張って答えたいですよね。
でも、簡単には言えません。
これらの結果をもって、初めて太鼓判を押す事ができるからです。
だから、先程の説明をするようにしています。
全ての建物で、これらの確認を必ず行います。
そして1棟たりとも、これらに引っ掛かった建物はありません。
これが、弊社の答えです。
そうそう、バッジを置くついでに、支給されたTV用のブラケットを取付けてきました。
posted by Asset Red
住所:東京都練馬区北町2-13-11
電話:03-3550-1311
東武東上線 東武練馬駅下車5分