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アセットフォーの4連休最終日。
のんびりと身体を休めることが出来ました。
明日からは。いつも以上に仕事をバリバリ行いたいと思います。
でもオリンピックの影響で、道路が動かないんですよね。
ガンメタ色の軽箱車の中は、ひたすら暑いし・・・。
最近は、車に乗る際に据え付けたWBGT計を見るようにしています。
熱中症が心配ですから・・・。
でも、このところの暑さで、いつも33~35℃を示しています。
危険域です。
ヤバイかもしれません・・・。
先日、弊社OB宅を覗いてきました。
外装の傷み具合を見るのが目的でした。
「コーキングの劣化が気になる。」という連絡が入ったんです。
まだ、築10年ほどしか経過していません。
さすがに、まだ劣化はしていないでしょ?
現場を確認するまでは、そう思っていました。
コーキングの寿命は、一般的に5年~10年といわれています。
もちろん、環境や目地設計にもよりますし、最近では高耐候の製品も開発されています。
ここで言う寿命とは、コーキング材に亀裂が入ったり接着面から剥離してスキマができる事を言います。
でも今までの経験から言えば、10年で寿命を迎える事なんて無いんです。
現場の状況を写した写真です。
青い窯業系のサイディングを縦に張っていました。
よく見ると、目地に充填されたコーキングに、ひびが入っています。
ここだけではありません。
至る所に同じような現象が確認出来たんです。
このお宅では、3種類の窯業系サイディングが使われていました。
➀コンクリート打放し風横張りサイディング
②木目超横張りサイディング
③縦張りサイディング
➀②のサイディングについては、まったく問題が無いんです。
なぜか、③のサイディングのみがコーキング劣化を起こしていました。
ちなみに、全て金物施工を行っています。
金物施工って、地震の揺れによる影響が目地に出やすいんですよね。
その分、サイディング自体の割れは減ります。
縦張りの場合は、横張りよりも影響を受けやすいのかもしれませんね。
このまま、劣化したコーキングを放置する訳にはいきません。
既存のコーキングを撤去し、設着部にプライマーわ塗布。
改にコーキングを充填する必要があります。
でも3階建ての為、足場が必要なんです。
あと5年もすれば、屋根・外壁の塗装を行う事になります。
その時には、他のコーキングも打ち替えなければなりません。
ちなみに、現時点でサイディング自体の劣化は認められません。
選択肢は3つです。
➀今回は、足場を架けて劣化したコーキングのみ打ち替える。
そして5年後に足場を架け、他のコーキングを打ち替え、外壁塗装を行う。
②足場を架けて、劣化したコーキングだけではなく、全てのコーキングを打ち替える。
そして5年後に足場を架け、外壁塗装を行う。
③この機会に、足場を架け、全てのコーキングを打ち替え外壁塗装を行う。
➀②の問題点は、足場代金が余計に掛かってしまう事。
②に比べると、①の方がコーキング代も割高になります。
いずれにしても、③に比べて今回のメンテ費用は安く上がります。
でも、トータル費用は③が安いんです。
全塗装を掛ければ、10~15年は再塗装の必要がなくなります。
➀②であれば、5年後と15~20年後に塗装しなければなりません。
でも今回塗装をしたら、10~15年後に塗装しなければなりません。
どっちが得なんだろう・・・。
サイディングを採用するデメリットがこれです。
コーキングとサイディングの寿命が一致しない事が多いんです。
いつも悩むんですよね・・・。
posted by Hoppy Red
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