blog
7月19日付のアセットフォー日記となります。
今日の練馬・板橋の天気は晴れ。
暑いですよー、事務所入り口上に設置した温度計は38.5℃を計測しています。
この時の湿度は46%ですから、絶対湿度は19.8g/㎏DAに当たります。
凄い湿度ですよね・・・。
夏用とは言え、長袖の作業着を着ていると汗が止まりません・・・。
そろそろ冷房服の出番かな?
今回は冷房に関するネタを書こうと思います。
板橋区蓮根1丁目に建つ『FPの家 I邸』では、地味な作業が進められています。
ひたすら、天井や壁に石膏ボードを張り続けます。
写真は、2階洋室の天井を撮ったもの。
真ん中の点検口は、小屋裏に設置されたエアコンのメンテ用に設けました。
ここを開けると、エアコンに触ることが出来るんです。
点検口の右側に四角い穴が見えるでしょ?
これ、室内の暖かい空気を小屋裏に供給する為のガラリ用の開口です。
クロスを仕上げたら、ここにガラリを付けます。
同じような開口を6箇所ほど設けました。
こっちの開口は、小屋裏の冷たい空気を室内に供給する為の開口です。
奥にブースターファンが据え付けてあります。
ここも、クロスを仕上げたらガラリを付けます。
同じような開口を6箇所ほど設けました。
小屋裏エアコンは、小屋裏食空間を冷やすことで天井に張られた石膏ボードを冷たくします。
そして、ここから発生する冷輻射で『風のない快適冷房』を実現します。
重要なのは、小屋裏空間が等しく冷える事です。
小屋裏内で空気が淀んではいけません。
その為のブースターファンなんですよね。
そして、その位置が重要です。
何の写真か、わからないでしょ?
これ、小屋裏に設置するエアコンのリモコン線なんです。
ここにエアコンのコントローラーが設置されます。
一般的なリモコンでは、小屋裏にあるエアコンに電波が届かないでしょ?
ワイヤードリモコンなら確実に信号を送ることが出来ます。
そしてワイヤードエアコンには、温度センサーが付いています。
だからエアコン本体の回りの空気が冷たくなっても、コントローラー付近の空気が適温になっていなければエアコンは頑張り続けてくれます。
冷たい風が躯体に当たると、結露する場合もあります。
そんな時には、断熱材を貼る必要があります。
小屋裏エアコンって、色々と気をつける点があります。
1台の壁掛けエアコン(6帖用)で、4室を一遍に涼しくする事が出来るので省エネです。
イニシャルコストだけでなく、更新時のコストを下げる事が出来ます。
高断熱・高気密住宅に適した空調方法だと思います。
でも、誰にでも簡単にできるモノではありません。
posted by Asset Red
住所:東京都練馬区北町2-13-11
電話:03-3550-1311
東武東上線 東武練馬駅下車5分