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毎日暑いですね。
今年も熱中症による救急搬送が多いそうです。
熱中症の原因をいまさら挙げるつもりもありません。
とにもかくにも、エアコンを上手に使いましょう!
そしてこまめな水分補給を行いましょう!
良く聞くフレーズだと思います。
でも、上手に使うってどうすればいいの?
そんな疑問を持つ方も多いと思うんです。
➀冷やし過ぎは厳禁です。
身体に不調が現れます。
電気代も高くなるし・・・。
②お年寄りは、早めにエアコンをつけましょう!
暑さに対する感覚が鈍くなっているそうです。
ひとそれぞれだとは思いますが、弊社では28℃位をお勧めしています。
でも断熱性能の低いお宅は注意が必要です。
体感温度は、空気の温度だけでは決まりません。
床・壁(窓を含む)・天井の表面温度も、大きく関係するんです。
イラストでは、左側が断熱性能の比較的高い家。
右側が低い家を示しています。
どちらもエアコンの設定温度は26℃となっています。
でも、左側の体感温度は26℃位。
右側は、もっと高く感じてしまいます。
一般的には、空気温度と周壁の表面温度を足して2で割ると体感温度になるそうです。
左側 (26℃+28℃)÷2=27℃
右側 (26℃+32℃)÷2=29℃
2℃も違うんですね。
体感温度を測る温度計があれば、もっと正確なんですが・・・。
これに風や湿度も影響します。
表面温度の違いによる体感温度の違い、ご理解いただけたでしょうか?
でも、さらに考えてみましょう。
壁や窓の温度は均一ではありません。
この時期であれば窓温度は高く、壁温度は低い。
また天井温度は高く、床温度は低いといった具合です。
壁だって、室内に面した壁と外部に面した壁では、温度に大きな差が生まれます。
大まかに言えば、イラストのように影響を受けるんだそうです。
対象からの距離も大きく影響しますから、位置取りが重要となります。
温度ムラって、不快なんですよね・・・。
寒い冬をイメージしてください。
あなたはこたつに足を入れて、暖を採っています。
下半身は暖かい筈。
でもこたつ上に上昇気流が生まれ、冷たい空気がこたつに集まって来ますから、上半身は寒くなります。
こたつで寝ると風邪をひきやすい!
お母さんに叱られたのでは?
これ、科学的根拠に基づいた真実なんです。
温度ムラって不快!
そして、身体にも良くありません。
ご理解戴けたと思います。
それぞれの部位の断熱性が同じであれば、温度差は少なくなります。
温度差が無ければ、不快と感じることも少なくなります。
断熱性を高めれば、より温度差はなくなります。
これが、断熱性を高める理由です。
ある程度断熱性を高めてあげれば、エアコンの設定温度が、そのまま体感温度になります。
これなら熱中症にならないように、温度管理をする事が出来ます。
当然、お財布にも優しいんです。
posted by Asset Red
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