blog
8月7日付のアセットフォー日記となります。
今日の練馬・板橋の天気は曇り時々雨との事。
台風の影響でしょうか?
凄い湿度ですよね。
でも板橋区蓮根1丁目の『FPの家 I邸』は外壁モルタルの養生中。
しばらくの間は天候に左右する事がありません。
良かった・・・。
大工工事も、あと少し。
その様子をご紹介したいと思います。
まずは建具枠から。
今回はウッドワンのピノアースを採用。
ニュージーパインを使った無垢の建具セットです。
今回は、部屋によって塗装色が違います。
白系であったり、ナチュラル色であったり・・・。
弊社ではケーシング枠を標準にしている為、枠にL型断面のケーシング(額縁)を取り付けなければなりません。
いつも木工事完了間際に取り付けるようにしています。
これが終われば、巾木を取付ける事が出来ます。
今回は、ニュージーパインの無垢材を採用しました。
建具の色に合わせて、部屋ごとに色も変えています。
この部屋は、ナチュラル色ですね。
白い巾木の部屋もあります。
場合によっては、ひと部屋の中で色を変える場合もあります。
写真は、ナチュラル色の部屋に設置されたオープン棚となります。
仕切り板・棚板の色は白。
これに合わせて、巾木も白にしました。
ちなみに水回りだけは、シート貼り品を採用しています。
シート貼りの方が、無垢材よりも水に強い訳ではありません。
個人的には、ここも無垢材で良かったのでは?
と思っています。
さて、問題です。
これ、どこを撮ったかわかりますか?
幅木同様に、ナチュラル色のニュージーパインが使われています。
幅木ではありません。
答えは、階段の壁見切り縁です。
階段って、1階から2階まで壁が繋がっているでしょ。
人通りも多いし、壁を触る事も多いので、クロスが傷みやすいんです。
壁が繋がっていると、クロス貼り替えの際に手間が掛かります。
上から下まで貼り替えなくてはなりませんから。
床と違って梯子も掛けにくいので、高所作業は減らしたいんですよね。
でも見切材を入れておけば、見切材の上下で貼り替えることが出来ます。
クロスが廃盤になっても、見切があれば上下で貼り分けることも可能です。
違和感がありません。
という訳で、お勧めしている施工なんです。
階段下の物入床を撮ってみました。
床下点検口を設けています。
これを開ければ、床下に入ることが出来ます。
ただし、簡単ではありません。
今見えているのは、化粧蓋だからです。
この蓋が気密性を確保してくれます。
そして、この下には断熱蓋があります。
これを開けないと、床下には潜れないんです。
弊社の基本は『床断熱』、床に断熱・気密施工を行います。
つまり床下は断熱境界の外側になる訳です。
ここに開口部を設けるのであれば、それなりの性能を持った製品が必要となります。
最近流行の『基礎断熱』であれば、普通の床下点検口でいいんです。
基礎内全てが断熱境界の内側になりますから・・・。
でも弊社では基礎断熱を採用する事はありません。
理由は色々あります。
でも、ここでは書きません・・・。
収納内の床には、桐の無垢板を貼っています。
以前はシナベニヤを貼っていました。
仕上げ材にはなるべく合板やシート貼り製品は使いたくないんですよね・・・。
軟らかい木なので、凹み傷が付きやすいという欠点があります。
でも吸放湿性が高いから、収納の床には最適だと思います。
写真を見て貰えばわかりますが、巾木ではなく雑巾摺を使って納めています。
ニッチの形もわかるようになりました。
石膏ボードにクロスを貼り、可動棚を取付ければ完成です。
玄関収納の設置も終わりました。
ニュージーパインの扉が少しだけ見えますね。
木工事完了まで、あと少し。
大工さん、もうひと頑張りお願いします。
posted by Asset Red
住所:東京都練馬区北町2-13-11
電話:03-3550-1311
東武東上線 東武練馬駅下車5分