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現在、解体中の建物があります。

同一敷地内に建つ別棟を壊し、新たに戸建て住宅を計画しています。

写真は、既存建物を壊し終え、土間コンや擁壁を壊している様子を撮影したものとなります。

比較的規模の小さい軽量鉄骨造の建物は、割と簡単に壊れてしまいました。

鉄筋入りの布基礎も同様です。

でも擁壁を壊すのは大変です。

建物下を通過する、母屋の水道配管を引っ掛けないように注意しなければなりません。

万が一引っ掛けてしまえば、母屋の排水不良を招くことになりますから。

また、擁壁近くに設置された井戸がクセモノなんです。

天端に打設されたコンクリートが、擁壁と接しています。

擁壁を撤去しようとすると、これが一緒に動いてしまうんです。

井戸を壊す訳にはいきません。

注意しつつ、少しづつ壊すしかありません。

場合によっては、井戸の修理が必要になるかも・・・。

隣地境界に立つ万年塀の撤去も、大変そうです。

アプローチ部分も、ガチガチにモルタル＆コンクリートで固められています。

隣地の既存塀との接続部を丁寧に切り離さないと・・・。

もうしばらく掛かりそうですね。

建物本体よりも、こうした付属物の撤去の方が大変なんて・・・。

読みが甘かったかな？

草刈りが面倒という事で、建物回りに土間コンを打設するケースがあります。

建物回りを歩きやすくなるし、草刈りの手間は激減します。

予算が許せば、やりたいですよね。

でも、解体時や建物回りの給排水配管に問題が発生した際の是正工事には支障となります。

風通しが悪い、表面にコケや藻が繁殖する事もあります。

その点も踏まえて、最近は防草シート＋砂利敷きにする事が増えたような気がします。