板橋区蓮根 I邸の足場撤去

8月27日付のアセットフォー日記となります。

今日の練馬・板橋の天気は曇り。

相変わらず、気温・湿度とも高くなっています。

板橋区蓮根1丁目の『FPの家 I邸』の足場が、ようやく撤去出来ました。

朝一番、3人の作業員が足場の撤去作業を開始。

作業の様子を見ていると思います。

よく、あんな所で作業できるなぁー。

私自身、高所恐怖症ではありません。

でも、グラグラと揺れる『撤去中の足場の上』を手放しで歩くなんて・・・。

しかも手に材料を持っています。

絶対怖いですよね。

みるみるうちに、足場が無くなっていきます。

今回は、女性スタッフが1名加わっていました。

最近、足場屋さんにも女性スタッフが増えましたよね。

弊社では、建て方も足場屋さんが行います。

この現場では、建て方にも女性スタッフが加わっていました。

これも時代の流れなのかな

今後、ますます増えていくのかもしれませんね。

11時過ぎ、足場撤去が完了しました。

こんな感じです。

もう少し空が青ければ、外壁の白さが引き立つのに・・・。

ちょっと残念です。

今回もスイス漆喰『カルクファサード』をモルタル下地の上に塗りました。

以前は窯業系サイディングを張っていた弊社が、なぜスイス漆喰を選ぶのか

今回はその理由を、いくつかを挙げてみたいと思います。

『長く愛される耐久性』

100年かけて石になる抜群の耐久性を持った仕上げ材です。

いいモノって、長く使えるんですよね。

10年程度で塗り直しやシーリング剤の打ち替えが必要な仕上げをいいモノとは言えません。

だって費用も掛かるし、材料だって余計に必要になるでしょ

足場代だって、バカになりません。

いいモノとは、エコでなければならないんです。

『天然の空気清浄機』

空気中の臭いやウイルスを吸収・分解して、おいしい空気に変えてくれます。

漆喰は王家のお城など高貴な場所の、臭いや菌の繁殖を防ぐ目的でも使われてきました。

強アルカリ性の還元作用と呼吸性により、においの成分などの有機物を分解してしまうからです。

同様に空気中の有害な化学物質VOC(揮発性有機化合物)なども分解し、無害にすることがわかってきました。

『お掃除楽々』

帯電しないため、ホコリを寄せ付けません。

だから、雨垂れによる雨スジも少ないんです。

一般的な有機系塗り壁材との汚れ具合を比較すれば、一目瞭然でしょ

『安心の天然素材』

天然100%のしっくいなので、小さなお子様やペットにも安心です。

嫌な臭いや有害な物質も発生しません。

でも『天然素材』と書いてあれば安全なの

天然素材100%=安全

とは、限りませんよね。

だって、自然界にも毒やアレルゲンは無数に存在しています。

だからこそ成分を明示することで体質に合った、より安心な製品をユーザー自らが選択する必要があるのではないでしょうか。

販売元・製造元がなくなったとしても材料を再現できるよう、成分情報を完全公開することも重要だと思います。

スイスしっくいは、これが出来ている数少ない仕上げ材だと思います。

『強い防カビ性』

カビの生存限界はpH10程度と言われています。

つまり、これを超えた環境では生きていけません。

一般的な『貝灰を主成分とするしっくい』のpHは10程度です。

でも、『高純度の石灰を主成分とするスイスしっくい』のpHは13.5と高い値を示します。

だから、スイスしっくいはカビに強いんです。

スイスしっくい(左)と一般的な有機系塗り壁材をカビ菌の中に置いた実験結果を挙げてみました。

左にカビは生えていませんが、右にはカビの繁殖が認められます。

その差は歴然でしょ。

白い壁は魅力的だけど、汚れやカビ・藻が気になる・・・。

という方には、是非お勧めしたい塗り壁材なんです。

『美しい白さ』

しっくいの白さの秘密は、その結晶にあるそうです。

石灰の結晶は雪の結晶同様に、単体では透明です。

でも、どちらも積み重なると光を乱反射して、白く見えるんです。

ただ白いんではなく、白く輝く訳です。

なんだか歯磨きのコピーみたいですよね

だからこそ、晴れた日にまぶしく輝きます。

 

いくつかの特徴を挙げてみました。

まだまだ他にもあります。

室内に使えば、さらに様々な恩恵を受けることでしょう。

当然、デメリットもあります。

いくつか挙げてみましょう。

乾燥に時間が掛かるため、工期が長くなります。

手作業の為、職人の腕による仕上がりに差が出ます。

初期投資が増えます。

でも、その分メンテナンスに要する費用は減ります。

施工時に、モルタルやしっくいを練るスペースが必要です。

狭小地が多い弊社にとっては、コレが一番堪えます。

でも、なんとかなるんもんです・・・。

またモルタルやしっくいが落ちて、様々な部分に付着する事があります。

養生を徹底しなければなりません。

以前は、これらを恐れて窯業系サイディングをお勧めしていました。

でも、最近はスイスしっくいをお勧めしています。

その理由は、もう、お判りですよね・・・。

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上記をご確認ください。

 

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