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8月28日付のアセットフォー日記となります。
今日の練馬・板橋の天気は曇り。
気温は、そう高くないものの湿度が高いんですよね・・・。
板橋区蓮根1丁目の『FPの家 I邸』では、外回りの給排水配管を行っています。
でも、水道配管の事なんて書いてもおもしろくないでしょ?
そこで今回は、玄関ドアについて書きたいと思います。
昨日撮った写真を、ご覧ください。
最近は、すっかり弊社標準となった『木質玄関ドア』の木枠がチラッと見えています。
こんな枠です。
取付時に撮った写真を載せてみました。
敷居はアルミ製、竪枠&上枠は木製です。
ケンパスという木材を使用しているとの事。
東南アジア及びニュージーランドに分布する、マメ科 Koompassia 属の広葉樹です。
辺心材の区別は明らかで、辺材は淡い黄白色、心材は赤褐色を呈し、時間の経過とともに濃褐色に変わります。
木質は重硬で、肌目は粗く木理は交錯しています。
耐久性に優れますが、乾燥の際に割れがおきやすいそうです。
でも狂いは少なく、粘りがあって強いので、脚物家具に使われる木材です。(木材図鑑より)
枠巾は100mmほどしかありません。
その為、内外にタモ製の額縁を取付け、枠材に合わせて自然塗料を塗るようにしています。
こんな感じです。
塗装前の写真ですから、よくわかると思います。
ここに、木質ドアを吊り込みます。
ドア自体は、こんな感じです。
チーク材にオイル塗装が施されています。
無垢のドアではありません。
イラストのように木・金属・ウレタンの複合材で構成されている為、木質ドアと呼んでいます。
イラストを見ると、木が少ないように感じるかもしれませんが、実際の断面はこんな感じです。
戸先部分のカットサンプルの為、かなり木が使われているでしょ?
国産の玄関ドアに比べると、ドアレバーが貧弱なんですよね。
しかも電気錠やカードキーの設定がありません。
ここが唯一のネックかも・・・。
でも、メリットは多いんです。
例えば鍵はCPマーク付です。
ちなみにCPマークは、平成16年5月に官民合同会議が『防犯性能の高い建物部品』の普及を促進するために制定されました。
『防犯性能の高い建物部品目録』に掲載・公表された建物部品のみを『防犯建物部品』と呼び、『CPマーク』の使用が認められています。
そんなの当たり前じゃん!
という方が多いかもしれませんね。
でも、鍵だけではなく、ドア本体にもCPマークが付いているのが特徴なんです。
断熱・気密性能が高いのは当たり前!
安心の10年保証も凄いでしょ。
最近の金属製玄関ドアは背が高く重くなったせいか、経年で戸先が下がりやすい傾向にあります。
10年を経過すると、建付け調整が必要になるケースが増えます。
その際は、メーカーのメンテナンス部隊に行ってもらいます。
残念ながら、私には調整する事が出来ません。
費用も、それなりに掛かります。
問題は、2度目の調整が出来ない事なんですよね。
調整完了の報告時に、必ず言われるんです。
これ以上戸先が下がると、調整は出来ません。
あとは、丁番の間にワッシャーを噛ませるくらいしか対策はありません。
なんか無責任な気がするんですよね。
その点、木質玄関ドアであれば調整が可能です。
私でも簡単に出来るので、費用もたいして掛かりません。
定期的な塗装が必要になります。
塗装屋さんに依頼すれば、それなりに費用が掛かってしまいます。
でも、ご自分で塗装すれば、たいした費用は掛かりません。
これを怠らなければ、長く使うことが出来ます。
金属製玄関ドアよりも、長持ちすると思いますよ。
古くなると、くたびれて見える金属製玄関ドアに比べて、味が出てくるのもメリットだと思います。
モデルチェンジが少ないので、部品供給がずーっと続くのもメリットだと思います。
なんといっても、木の持つ温もりと重厚感。
これが一番だと思います。
posted by Asset Red
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