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今日はアセットフォーの定休日。
昨日は第5火曜日の為、お休みではありませんでした。
2週連続で水曜日だけ休み・・・。
なんか、損した気がします。
先日、弊社OB宅に定期点検に伺って来ました。
築5年目を迎えた、Y様のお宅です。
「ちょっと、見て貰いたいんですけど・・・。」
浴室に案内されると、入口戸のパッキンを指差しています。
よく見ると、敷居部分に取り付けられたパッキンが破損していました。
こんな感じです。
端部が切れて、ビラビラしています。
よくわからないと思うので、取説のイラストを挙げておきます。
黒く塗りつぶされている部分が問題のパッキンです。
下枠パッキンと呼ぶようですね。
洗い場からの水が脱衣室に侵入しない為の堰板に当たります。
踏んでも痛くないように、柔らかいラバー製となっています。
決して丈夫な素材ではありません。
でも5年は、いくらなんでも早過ぎませんか?
「敷居は踏まない!」
もしかしたら、メーカーの開発担当者は古き良き時代の教え(作法)を当てにしているの?
のページには、こんな事が書かれていました。
敷居には世間と家、部屋と廊下などを隔てる結界(境界のこと)の役目があり、畳の縁にはお客様と主人を区別する結界の意味があります。
こうした結界を踏むことは、空間様式を崩すことになるため、踏んではいけないものなのです。
敷居を踏むと、家の建てつけが歪んでしまったり、磨り減ってしまいます。
でも残念ながら今時の人々って、こんな話知らないと思います。
たぶん学校でも、教えてないですよね。
弊社スタッフに聞いてみると、誰かに教わった気がする。
学校だったのか、親だったのか・・・。
ギリギリ、知っている世代ではあるようです。
でも、自分の子供には教えていないというスタッフもいました。
おそらく、今回のようなケースが続いているんでしょうね。
ちなみに弊社OB宅でも、もう1件発生していました。
このパッキン、早々に使われなくなったようです。
翌年販売された製品の取説を見ると、下枠パッキン自体が無くなっていました。
当然、Y様は交換を希望しています。
費用が掛かっても構わない!との事。
僅かの費用を惜しんで、脱衣室の床を傷めても困りますよね・・・。
でも、5年毎に交換するのもバカらしい!
踏まないようにしなきゃね!
そう、仰っていました。
早速部品を注文し、交換に伺ってきました。
部品定価3,000円也!
こんな大袈裟な箱に入っています。
断面は、こんな感じです。
でも、取付方法などが書かれた印刷物は同封されていません。
不親切ですよね?
早速、交換工事を開始しました。
まずは既存パッキンを取り外します。
意外と簡単に取り外すことが出来ました。
強く引っ張るだけでした。
ついでに用意した洗剤とウエスを使い、敷居部分をきれいに磨きました。
新旧パッキン、揃い踏み!
2本合わせて、6,000円です。
高い?!
パッキンの黒い部分をレールに当て、押し込みます。
ヘラを用意していたので、先端を挿し込むようにして取付けました。
下枠パッキンの交換、完了です。
少しだけ、取付費を戴きました。
作業時間は、10分程度でしょうか?
これなら、ご自分で出来そうです。
「次回の交換は、ご自分でなさってはいかがですか?」
「そうすれば、部品代だけで済みますよ。」
なんて、話をしていて思いました。
既に仕様変更になっている製品です。
下枠パッキンの製造って、いつまで継続するのかな?
2017年の製品には採用されていなかったから、この頃廃盤になったとしても2026年頃までは継続するよね?
「念の為、2~3本注文しておいた方が良いかもしれませんね。」
「下枠パッキンが無くなったら、困るでしょ?」
何年か先に、破損した下枠パッキンを注文したとします。
「廃盤で部品の供給が出来ません。」
「じゃー、どうしたら良いの?」
「ユニットバスを交換したら良いのでは?」
こんな会話が交わされる事に、なるでしょうね。
たぶん・・・。
笑い話ではないんです・・・。
その後、メーカーから回答が来ました。
今のところ、生産終了の予定はないそうです。
現状は在庫品を持たず、受注後取り寄せ対応となっていて、納期は1週間程度となっています。
今回は、注文後2~3日で納品されました。
問題は、生産終了前に連絡が入るかどうかですよね。
メーカーHPに「生産終了のお知らせ」が載ったとしても、いちいち確認なんて出来ません。
やっぱり、2本くらい購入しておいた方が良さそうです。
posted by Hoppy Red
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