練馬・板橋で注文住宅を建てるなら地域密着の工務店アセットフォー

弊社はマンションの1階に店舗を構える工務店です。

北側・東側に道路、南側に駐車場、そして西側のみ隣戸に接しています。

昨日、管理会社の担当者が弊社を訪ねてきました。

隣店舗の床に漏水が出たとの事。

どうやら、弊社の事務所の輻射パネルヒーターのドレン排水が原因と考えているらしい・・・。

拙ブログにも数回登場しているので、「あー、あのパネルヒーターね。」という方もいらっしゃると思います。

大画面の左側に見える、白い格子が輻射式冷暖房パネルヒーターです。

数年前に設置しました。

その際に、ドレン排水を床上に配管し、フロントサッシの框部分から外に排水するようにしたんです。

塩ビ管からの排水は、店先のタイルを貼った土間に落ち、そこから道路に流れます。

この状況が、数年続いていた訳です。

管理会社の担当者に言われた話は、まさに『寝耳に水』でした。

えっ、そんな事があるの？

写真が問題の納まりです。

単純にサッシのアルミフレームに穴を明け、ここから塩ビパイプを外に抜いています。

当然、水勾配はつけてあるんですよね。

でも担当者は言います。

「先端から排出された水は、塩ビ管を伝ってアルミフレーム内に逆戻りする事があります。」

「そして逆戻りした水はアルミフレーム内に溜まり、端部からスラブに落ち、壁とスラブの隙間を伝って隣戸に侵入します。」

隣戸は、スラブに仕上げを貼っているそうです。

「だから、塩ビ管の先端にエルボーを取付けてください。」

「御社の床は、10ｃｍほど上げているので、漏水してもわからないと思います。」

「・・・。」

ひとまず、「わかりました。」と答えました。

その後、早速エルボーを用意して、塩ビ管先端に取り付け完了！

こんな感じです。

これで、フレーム内に結露水が入ることは無い筈。

こんなんでいいのかな？

念の為、OAフロアーを剥がして中を覗いてみましたが、特に漏水の跡も見当たりません。

でも、これで漏水が無くなれば万々歳でしょ？

大した費用も掛からなかったし・・・。

でも、これで漏水直るのかな？

直らなかったらどうするんだろう？