乾太くん

今流行りのガス乾燥機『乾太くん』を設置しました。

ガス乾燥機って、便利らしいですね。

電気式の乾燥機に比べると、短時間でカラッと乾くのが特長との事。

除菌効果も期待できるんですね・・・。

99.9%除菌できるので、生乾き臭もないそうです。

梅雨時期は嬉しい限りだと思います。

今回は、設置の様子を簡単にご紹介したいと思います。

壁に設置された排湿ホースです。

アルミフレキ管を採用しています。

工事途中の様子を撮ってみました。

FP壁パネルに穴を明け、そこに先行スリーブを取付けています。

当然弊社にて、外側に防水処理、内側には気密処理を行いました。

このスリーブを利用して、排湿ホースを設置するのが標準施工になっているようですね。

排気管の外側には、丸型フードが付きます。

フード周りのシーリングも行っているので、問題ありません。

でも、室内側を見てみると・・・。

アルミフレキとスリーブの間には、御覧のように大きな隙間が開いているんです。

覗いてみると、光は射さないまでも外まで抜けている様子です。

フードで塞がれた形なんでしょうね。

「この隙間はどうするの

現場にいた作業員に質問してみました。

「上からステンレスプレートを嵌めてオシマイです。」

「隙間は塞がないの

「高気密住宅なんだよね。」

「・・・。」

結局、気密に関する処理は建築側が行うしかないそうです。

「ダクト部分は、機械右側に見えますから・・・。」

乾太くんを据付た後に、行うことにしました。

流行っているなら、高気密住宅への設置も増えていると思われます。

でも、特に対策は用意されていないんですね。

リンナイのHPを見ると、こんな写真がありました。

見事なくらいに配管と壁の間に隙間があります。

さすがに、こんな施工はないと思いますが・・・。

コレ、たぶんショールームの写真ですよね

 

通常は発泡ウレタンを隙間に充填し、その上からアルミテープを貼って気密化を図ります。

でも排湿ホースって、熱くなりますよね

アルミフレキの耐熱温度は100℃です。

これを採用している事から、排気管の温度も100℃以下と思われます。

でも、樹脂ホースの設定もあるようです。

写真を見ると、熱に弱そう・・・。

実際は何℃くらいになるんだろう

リンナイのHPによれば、65℃以下との事。

だったら通常の方法で問題なさそうです。

A種硬質ウレタンフォームの使用温度範囲は100℃以下。

65℃なら心配ありません。

後で丁寧に処理しておきます。

さて、いよいよ設置です。

玄関扉を開け、乾太くんを持った2人が室内に入ってきました。

今回設置するのは8kgタイプです。

その重さは33kg。

2人なら余裕です。

洗面脱衣室に到着。

この後、棚の上に据付ます。

据付場所と乾太くんのクリアランスは、わずか2cmしかありません。

排湿ホースを接続する煙突を天井に当てないよう、細心の注意を払いました。

無事、設置完了

ガス管を背面のガスコンセントに接続。

電源線およびアース線は、側面のコンセントに接続しました。

棚板には押入棚を利用しました。

これなら耐荷重が200kgもあります。

何の心配もありません。

棚下部に洗濯機を置く予定です。

そして乾燥機の左には化粧棚が設置されます。

写真には写っていませんが、天井には埋込式の物干しも設置されています。

この脱衣室、洗濯室としての機能も充分なんです。

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