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10月07日付のアセットフォー日記となります。
今日の練馬・板橋の天気は曇り、気温も22℃までしか上がりません。
ようやく涼しくなったのかな?
でも、明日は暑くなるようですね。
いつまで残暑が続くのやら・・・。
板橋区蓮根1丁目の『FPの家 I邸』に、あるモノを置いてきました。
置いて来たのは、こんなバッジです。
これを使うことで、空気に含まれるそれぞれの『対象となる有機化合物』の量を測定する事が出来ます。
赤が『ホルムアルデヒド用』、そして緑色が『VOC用』です。
ホルムアルデヒドとは、家具や建築資材・壁紙を貼るための接着剤などに含まれている化学物質のひとつです。
また揮発性有機化合物のことをVOC(Volatile Organic Compounds)の略称で呼びます。
どちらも蒸発しやすく、大気中で気体となる有機化合物の総称です。
VOCは様々な成分があり、主なものだけでも200種類はありますが、このバッジで次の4物質を測定する事が可能です。
①トルエン
②エチルベンゼン
③キシレン
④スチレン
弊社では、このバッジを使って平成16年から全ての新築建物の計5物質の気中濃度を確認しています。
気密性の高い建物って、なんとなく有害物質が残りそうでしょ?
もちろん、24時間換気システムを設置して有害物質の除去に努めています。
また化学物質の利用を減らす目的で、自然素材を多用しています。
それでも、やっぱり不安は残ると思うんです。
だからこの測定は、不安を払拭するのにちょうどいいんです。
健康住宅を謳うなら、必須だと思います。
費用はたいした事ないし、測定自体も極めて簡単です・・・。
こんな感じに行います。
測定バッジ専用袋から出せば、測定が始まってしまいます。
だから、測定は速やかに行わなければなりません。
今回の測定場所は、1階リビングとしました。
部屋中央に高さ1.2mほどの脚立を用意して、立てます。
上端には、測定バッジを取付けてあります。
これで準備完了です。
全ての間仕切戸を開放し、窓等を締め切ったら外に出て鍵を締めます。
これにて設置完了です。
あとは、建物内に立ち入らないように立入禁止札を貼ってオシマイです。
この状態で24時間測定します。
測定時間が24時間に満たない場合は、最低8時間以上測定を行い、14~15時が測定の中央時間になるように調整します。
また40時間を超えると、分析する事が出来なくなります。
時間が来たら、バッジを回収し専用袋に収納します。
この際、バッジに余計な臭いがつかないように注意が必要です。
回収したバッジに必要事項を書き込み、分析機関に送付すれば、7~10日で結果が届きます。
これが指針値を超えていなければ、取り敢えず合格!
指針値については、測定結果が出た時に説明したいと思います。
posted by Asset Red
住所:東京都練馬区北町2-13-11
電話:03-3550-1311
東武東上線 東武練馬駅下車5分
ただいま、土日勤務のパートさん&現場監督見習いを募集しています。
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上記をご確認ください。