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10月26日付のアセットフォー日記となります。
今日の練馬・板橋の天気は曇時々晴れ。
昨夜から降っていた雨も、朝になって止みました。
良かった・・・。
板橋区弥生町の『FPの家 S&N邸』では、水道管の口径を確認を行いました。
私道に面したお宅です。
水道の引込口径は、水道メーターを見る限り13mm。
ご存知のように、水道管は道路の下などに埋め込まれている水道本管から分岐して、宅地内の水道メーターに引き込まれます。
この時に使われている給水管の太さを示したのが『口径』です。
口径は水道管の内径によって決まり、13mm・20mm・25mmなどがあります。
また大きくなればなるほど、一度に流せる水の量が多くなります。
13mmであれば、その流量は最大で約17リットル/分。
20mmだと、倍以上の流量が見込めるそうです。
つまり20mmの方が、より多くの水を同時に使うことができる訳です。
今回の給水箇所は、1階6箇所とガス給湯器、2階3箇所で計10箇所になります。
13mmでは、心細いですよね。
そもそも給湯機の能力を24号にしているので、約17リットル/分の流量では足りません。
今回の建て替えに当たり、20mmに変えておく必要があります。
口径13mmを20mmに変更する。
これを口径変更と云います。
当然、費用が掛かります。
しかも意外と高いんです。
じゃー、いくら掛かるの?
って、なりますよね。
金額の多寡は、前面道路に入っている水道本管の太さや、経路によって変わります。
水道局に提出されている図面を確認して、工事費用を算出しなければなりません。
でも、今回の道路には水道図面が無かったんです。
私道だからでしょうか?
口径何mmの水道本管が、道路のどちら側に入っているのか?
宅地への飛び込み口径は何mmなのか?
全くわかりません。
そこで、敷地内を掘ってみることにしました。
修理を依頼した訳です。
水道メーターと道路の間を掘れば、すぐにわかりますから・・・。
早速、掘ってみました。
写真中央右側の四角いのがメーターBOXです。
そして、中に見えるピンクの丸が水道メーター。
その上の青い丸がバルブです。
バルブを閉めると、水道本管からの水の供給が止まる仕組みになっています。
つまりバルブの先が水道本管に繋がっている訳です。
一般的には、バルブは水道メーターよりも道路側にあります。
でも、このお宅では水道メーターの奥にありました。
珍しいですよね・・・。
本管に繋がる水道管(引込管)の口径は13mm、しかもVP管です。
VP管・・・、これも珍しいんです。
最近の水道管は大抵ステンレス管です。
HIVP管が使われる事もありますが、VP管とは・・・。
ちなみに昔は鉛管でしたが、平成7年3月31日をもって全面使用禁止となっています。
前面道路に入っている本管の太さはわかりませんが、道路の敷地側を通っている事は想定出来ました。
隣のお宅の前まで、道路を掘削した跡があったんです。
つい最近、完成したお宅です。
1つの宅地を2つに分割しているので、恐らく新規引込と口径変更をしたと思われます。
でも、その口径はわかりませんし、分岐を想定しているかどうかもわかりません。
もしかしたら、この2件分の図面が提出されるかもしれません。
設備業者に再調査を依頼しました。
ついでに、仮設水道を設置しました。
口径が13mmでも、工事用水であれば充分足ります。
無事口径変更が終わるまで、大事に使いたいと思います。
posted by Asset Red
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