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段々と朝晩の空気が冷たくなってきました。
もう10月もあと1日、そう言えば紅葉前線ってどうなってるんだろう?
ふと気になって、調べてみました。
東京の名所は、まだまだ先のようですね。
このままコロナが落ち着いていれば、見にいけるかも知れませんね。
ヒートショック前線(こんな言葉は聞いた事ありませんが・・・。)も、寒さと共に段々と近づいてきています。
ヒートショックとは、住環境における急激な温度変化によって血圧が乱高下したり脈拍が変動する現象です。
身体に大きな負担がかかるため、冬季の入浴中に起こる突然死の大きな要因とも言われています。
急激な血圧上昇は、脳出血・脳梗塞・心筋梗塞を引き起こし、死に至ることだってあるんですから・・・。
住環境における急激な温度変化は、住まいの高断熱・高気密化で防ぐことが出来ます。
例えば、上表のような断熱仕様の家における血圧変動を比較したデーターがあります。
ここでいう一般仕様は、20~30年前に建てられた家をイメージしています。
また推奨使用は、現行の省エネ基準相当というところでしょうか。
グラフ中の青い線が一般仕様の家、そして赤い線が推奨仕様の家における入浴時の血圧変動を示しています。
前者の上下差と後者の上下差を比べると、かなり違うでしょ?
そう断熱性能を高めれば、家中の温度差が小さくなりヒートショックのリスクを低減する事が出来るんです。
室温と湯船の温度の関係を示したグラフを挙げてみました。
脱衣所の平均室温が18℃以上の場合と18℃未満の場合では、湯温を42℃以上に上げる人の割合が1.81倍も違うそうです。
浴室が寒いと、より熱い湯に長時間入りたくなります。
でもそうすると、のぼせなどの意識障害が起こり、熱中症になる可能性もあります。
こうした被害を防ぐには、暖かい家にして湯温を41℃以下かつお湯に浸かる時間を10分以内にする事が望ましいようです。
東京23区における入浴中の事故死の状況を挙げてみました。
やっぱり寒い時期が多いんですよね。
外に出るご家族に声を掛けると思います。
「お父さん、気をつけて行って来てね!」
という具合です。
でも、最近のデーターを見る限り、家の中で起こる突然死の方が多いんですよね。
「お帰りなさい、お父さん。」
「家の中は危険だから、気をつけてね!」
なんて注意しないと、いけないかも・・・?
とにかく、家の中を隅々まであたたかくしましょう!
断熱性能がイマイチの家であれば、暖房費が嵩むかもしれません。
でも、家庭内で突然死を迎えるよりはマシでしょ?
寒い家に住む人と暖かい家に住む人では、健康寿命に4歳も差があるそうです。
健康寿命って、何らかの病気で行動に支障がない年齢を指しますから、そのまま医療費の差に繋がるんですよね。
脱衣所の平均室温の違いは、わずか2.2℃。
この違いが4年の健康寿命差に繋がるなんて・・・。
やっぱり寒い家って、怖いですよね。
posted by Asset Red
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