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あるお宅の地盤調査報告書を読んでいた、こんな表記を見掛けました。
『スクリューウエイト貫入試験』
あれ、スウェーデン式サウンディング試験じゃないの?
注記を見ると、こんな事が書かれていました。
スクリューウエイト貫入試験(旧試験名称:スウェーデン式サウンディング試験)
令和2年10月26日のJIS改正(JIS A 1221:2020)により、スウェーデン式サウンディング試験の名称はスクリューウエイト貫入試験となりました。
本報告書においても、改正後の試験名にて表記致します。
へぇーっ、そうなんだ・・・。
恥ずかしい話ですが、知りませんでした。
いつから表記を切り替えたんだろう?
全然気がつきませんでした・・・。
この試験、元々はスウェーデン国営鉄道の枕木を敷く際に導入された試験方法です。
長い間スウェーデンの名を冠した呼称を日本では利用していました。
でも対応する国際規格では、国名が付けられないらしい・・・。
また日本では独自の発展もしています。
そのような事情で、JISの規格名称が変更されたそうです。
なお試験名が変わっても、調査方法は同じようです。
試験方法を説明する頁を見ると、名称は変わっていますが試験方法に変わりはありません。
最近は、試験結果にしか興味がないからなー・・・。
少し反省しました。
でも、判りやすい名称ですよね?
先端にスクリューの付いたロッドを使い
そこに錘(ウエイト)を載せ
沈み具合(貫入具合)を確認します。
また必要であれば、ハンドルを回す事もあります。
まさに『スクリューウエイト貫入』試験でしょ?
旧名称だと、なんでスウェーデン?
いちいち説明しないとならなかったんです。
永年使っていた名称が変わるのはちょっと寂しい気もするけど、説明が簡単になったのはうれしい限りです。
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