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11月04日付のアセットフォー日記となります。
今日の練馬・板橋の天気は晴れ。
ちょうどいい陽気ですよね。
陽が射していれば、まだ上着はいりません。
まさに絶好の遣り方日和となりました。
板橋区弥生町の『FPの家 S&N邸』で遣り方を行いました。
でも、朝一番ではありません。
朝二番って感じかな?
ちょっとしたプチトラブルがあったからです。
火曜日の話です。
朝から行っていた地盤改良ですが、5.5mの杭では、支持層に到達しない所がある事が判明しました。
こんな杭を貫入したんですが、34本中6本ほど支持層に届かない・・・。
杭を地中に貫入する際に、回転と下向きの圧力を加えます。
その際の抵抗で支持力がわかるんです。
あれ?
おかしいぞ!
担当者から、直ぐに連絡が入りました。
スクリューウエイト貫入試験では、建物の四隅と建物中央の計5ポイントしか調べていません。
それぞれの貫入具合で、敷地の状況を推測し補強計画を立てます。
残念ながら、推測通りにいかない場合もあるんです。
今回が正にそうでした。
支持層まで届いていない以上、届くようにするしかありません。
見過ごす事なんて出来ませんから・・・。
急遽、延長用の鋼管と作業員および重機を手配してもらいました。
幸い、水曜日は養生日としていました。
水曜日に続きの工事が出来れば、何の問題も無かったんです。
でも、手配出来ませんでした。
どうしても、作業員および重機が手配出来ないらしい・・・。
結局、続きの工事を今朝行いました。
9時30分、無事完了です。
杭の頭を撮ってみました。
この上に、捨てコンクリートが打設される予定です。
でも良かった・・・。
遣り方の日程を遅らせなくて済みました。
予めメンバーには集合時間を1時間ほど遅らせて伝え、集まり次第作業を開始しました。
まずは、回転レーザーレベルを設置します。
そしてBMであるマンホールの高さを確認しました。
今回の設計GLは、マンホール天端+150mmとなります。
続いて、遣り方杭を1.8m間隔に打ち込みました。
打ち込み完了。
続いて、杭に設計GL+600の高さを書き込んでいきます。
回転レーザーレベル上側から出るレーザーを受けて、音と矢印で反応する受光器を使います。
↓が出れば受光器を下げれば良いし、↑が出れば上げます。
受光器に水平線が浮かびあがり、ピーッという音がすれば、そこがGL+600mmの高さです。
これを全ての杭に書き込みます。
この墨に水貫の天端を合わせて留め付けます。
そして境界線からの距離を測り、基準となる基礎の中心線をそこに書き込みます。
この後、カネピタを使って建物の四隅を決めるんですが、ここでは割愛したいと思います。
こんな道具を使います。
ピタゴラスの定理を利用した、直角の出し方なんです。
こんな風に使います。
以前に拙ブログに書いたことがあるので、ご興味のある方は是非ご確認ください。
https://www.assetfor.co.jp/post-14002/
水貫に渡した赤い水糸が見えるでしょうか?
縦糸と横糸の交点が、建物の隅の中心線です。
本来、2本の糸が直角に交わっていなければなりません。
でもカネピタが来るっている事もあります。
それを確認する為に、対角長さを測ることにしました。
対角長さとは、建物の四隅を結ぶ対角線の長さです。
長方形であれば、対角線は2本あります。
この長さが同じであれば、長方形。
もし違っていれば、長方形ではなく平行四辺形になります。
それぞれの長さに相違が無い事を確認して、次の作業に進みました。
建物の四隅の位置が決まったので、水貫に基礎の通り芯と基礎巾を書き込みました。
長尺スケールで測り、それぞれの位置をマークします。
真ん中の線が基礎の中心線、そして両脇の線が基礎の外側になります。
遣り方完了です。
お昼前に終わりました。
この後、後片付けを行い撤収しました。
明日は、根切り&鋤取りを行う予定です。
posted by Asset Red
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