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11月08日付のアセットフォー日記となります。
今日も練馬・板橋は曇り時々雨。
空を見上げつつの作業となりました。
(雨降るなよ・・・。)
そう思いつつ、板橋区弥生町の『FPの家 S&N邸』では、捨てコンが乾いたので外枠の設置を行ったんです。
その様子をダイジェストでお知らせしたいと思います。
まずは捨コンに書かれた墨に合わせて、巾止め金具を取付けます。
こんな金具です。
留付けにはコンクリートネイルを使用します。
金具の爪ラインを墨に合わせ、コンクリートネイルを打つだけの簡単施工です。
但し、爪の間に鋼製型枠を嵌めるので、精度良く留め付けなければなりません。
写真は、試しに金具に型枠を嵌めた状態を撮ってみました。
実際には、こんな感じに納まります。
型枠の接合部の両側には必ず配置する必要がありますから、留め付ける前に型枠の配置を決めておく必要があるんです。
何事も、行き当たりばったりという訳にはいかないようです。
ただ嵌めるだけと書きましたが、枠自体が重いので結構大変です。
運ぶのも、しんどいし・・・。
型枠同士は、クリッパーと呼ばれる専用の金物で固定します。
また出隅部分には、専用の部材を使います。
そして、ここに型枠を突き付け金物で固定。
数種類の定型サイズと伸縮できる型枠があるようです。
「45取って!」とか「60取って!」なんて声が飛び交います。
45とは長さが4.5尺の型枠、60とは長さが6.0尺の型枠を意味するようです。
また時々「102取って!」なんて声も聞こえます。
どうやら最後の2が、伸縮できる型枠を意味しているようです。
メーカーページを確認すると、以下の3パターンがあるようですね。
①直線パネル・・・基礎の直線部に使用します。(内部、外部共に使用可能です。)
②伸縮パネル・・・直線パネルに伸縮パネルが付いた寸法調整パネルです。
③内枠パネル・・・伸縮パネルを使用しない時に、入隅用のパネルとして使用します。
写真は、②の伸縮パネルです。
このパネルを使う際には、パネルの伸縮部に伸縮止め金具(銀色の金具)を取付ける必要があります。
これを使用する事で、生コンの流入を防ぐそうです。
弊社の場合は、455・910・1365・1820mm以外にも151・303・606・758・1061・1213・1515・1668mmなどの寸法を使うので、伸縮パネルを使う事が多いんです。
作業を見ていると、伸縮止め金具の多さにびっくりするくらいです・・・。
これらを図面に合わせて、組み合わせます。
みるみるうちに、組み上がっていく外枠。
作業開始から1時間くらいで、組み上がってしまいました。
作業員は、わずか2名です。
中々、良いペースでしょ?
ちなみに外枠以外の型枠は、耐圧盤のコンクリートを打設した後に設置します。
でも、これで終わりではありません。
この後に、外枠が倒れないように倒れ止めを取付けます。
コンクリートの重さで型枠が傾いたら、精度が落ちるでしょ?
野縁を斜めに打ち込み、もう一方を外枠上部に立て掛けます。
そして、野縁と型枠をクランプで固定。
これで、上部が開くこともありません。
これにて、外枠の施工完了です。
引き続き、鉄筋施工に入ります。
続きは、またの機会にて・・・。
posted by Asset Red
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