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11月12日付のアセットフォー日記となります。
今日も練馬・板橋は晴れ。
気持ち良い天気が続いています。
やはり、秋はこうでないと・・・。
板橋区弥生町の『FPの家 S&N邸』では、今日も配筋工事が進められています。
昨日は、外周部立ち上がり筋を配置しました。
そして、その後、耐圧盤下端筋の配置を行っています。
一般部は、D13を縦横200mm間隔にして並べます。
でも構造計算の結果、それではNGの部分があったので、鉄筋の間隔を100mmにしている部分もあります。
どちらもスペーサーブロックは、1.0m間隔に配置しました。
両者を歩いてみると、やはり@100mmの方がガッチリしている事がわかります。
同じD13を使っていても、間隔を半分にするだけで鉄筋のたわみが全然すくないんですよね・・・。
捨てコンと鉄筋の間のスペーサーブロックの写真を撮ってみました。
ちゃんと60mmのかぶりが取れているのがわかると思います。
厚さ50mmの捨コンの上に載せているので、安定感があります。
だから傾いたり、こけたりする事はありません。
砕石地業の上に置かれたスペーサーとは違いますから、鉄筋の上に載っても沈みません。
ご安心を・・・。
この段階で、1回目の屑拾いを行います。
写真赤丸内に、細い針金があるのが見えるでしょうか?
コレ、結束線の屑なんです。
コンクリート打設前に、きれいに取り除かなければなりません。
用意するのは、ハンドマクネットです。
これ、便利ですよ。
先端が磁石になっているので、結束線に近づけると写真のようにくっつきます。
そして取っ手にあるトリガーを引けば、結束線が離れるしくみです。
棒の長さが1mほどあるので、腰を屈めることなく結束線屑を回収できます。
バケツを用意しておけば、その上でトリガーを引けば、そのまま落ちます。
でも鉄筋間隔が100mmの場合は、先端が入らないんです。
この場合は、仕方なく手を伸ばして拾います。
鉄筋のバリや結束線の先端で、指を切らないように気を使う必要もあります。
あっと言う間に、結構な量の屑が集まりました。
コレ、鉄屑屋さんに持ち込むと買い取ってくれるそうです。
いくら位になるのかな?
あっ、結束線の説明をしていませんでしたね。
写真中央の細い針金が、結束線です。
鉄筋を固定するために用いる細くて柔らかい針金のことを言います。
0.8mm程度の焼き鈍した鉄線なので、手で簡単に曲がるし、曲がったまま戻らないというスグレモノ。
一般的には、ハッカーと呼ばれる工具を使って結束線を固定します。
この時に誤って落としたり、一度固定した結束線を切って固定し直した場合に出るのが結束線屑です。
残しておいても特に外は無いけど、拾っておいた方が良いと思います。
結束線の屑を拾っている間に、内部立ち上がり筋の仮置きが進められていました。
ユニット鉄筋を所定の場所まで運び、捨コンに書かれた墨に合わせて置くだけなんですけど・・・。
配置完了です。
いよいよ、鉄筋の結束を行います。
最近は、写真のような結束機を使うことが増えました。
先端のクランプを結束したい部位に当て、トリガーを引けばあっと言う間に結束完了!
ちなみに、ウチでは亜鉛メッキした鉄線を採用しています。
焼き鈍し鉄線だと、すぐに錆びちゃうんですよね・・・。
ユニット鉄筋同士のジョイントは、突き付けとなります。
そこに補強筋を当て、必要な重ね長さを確保しつつ結束線で固定します。
こんな感じです。
重ね長さは、鉄筋の太さによって異なります。
フックなしの場合は40dですから、D16であれば640mm以上。
D13であれば520mm以上、D10であれば400mm以上必要です。
耐圧盤の配筋も同様です。
内部立ち上がり筋の結束が終われば、引き続き耐圧盤上端筋の施工に掛かります。
瑕疵保険による配筋検査は、月曜日の午後2時30分~。
明日中に終わらせて、自主検査を行う予定です。
先日の雨で、曲げ部分が少し錆びてしまいました。
せっかくのきれいな鉄筋が台無し・・・。
このまま錆がひどくなるようであれば、浮き錆びをブラッシングしなければなりません。
まだまだ大丈夫そうですが・・・。
posted by Asset Red
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