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今日と明日はアセットフォーの定休日。
でも今日は、出勤しています。
板橋区弥生町の『FPの家 S&N邸』にて、コンクリートの打設があるからです。
今回は、コンクリートの事を書いてみようと思います。
私は『生コン』という言葉を使います。
でも『レミコン』と呼ぶ人もいます。
レミコンはレディーミクストコンクリートの略語、生コンの英語読みなんですよね。
そもそも生コンは、工場で練り混ぜが終わり、まだ固まっていない状態で現場に配達されるコンクリートの事。
まだ生コンが無かった時代は、現場で砂・砂利・セメント・水等を配合し、練り合わせてコンクリートを作っていました。
これを『現場練りコンクリート』と言います。
生コンに比べて品質がマチマチだし、かなり手間が掛かります。
外構工事等で写真のようなミキサーを使う場合もありますが、基礎工事においては見掛けなくなりました。
私自身、学校で一度だけ現場練りコンクリートを作った事があります。
砂と砂利とセメントを必要量『フネ』と呼ばれる容器に入れ、スコップで混ぜ合わせます。
これに清水を必要量注ぎ、更に混ぜ合わせます。
何故か、ミキサーを使わずひたすら手練りをさせられました。
『若い頃の苦労は、買ってでもしろ!』みたいなモノなのかな?
わずかな量しかつくりませんでしたが、結構大変だったと記憶しています。
でも学生でしたから、意外と友人同士でワイワイ楽しくやっていたかもしれませんね???
この時は、出来上がったコンクリートで供試体を6体作りました。
そして水中養生を行い、後日、圧縮強度試験を行ったんです。
7日間養生した供試体と28日間養生した供試体を3体づつ試験機に載せ、圧力を掛けて潰します。
その時の壊れ具合を測るのが圧縮強度試験です。
結構、迫力あるんですよね・・・。
同じコンクリート柱なのに、強度にバラツキがあったのを覚えています。
壊れ方も、マチマチなんですよね。
おそらく、均一に混ざってなかったんでしょうね。
でも実際に基礎工事に使われるコンクリートが、こんな事になったら大変です。
だからこそ、生コンが当たり前になったんだと思います。
注文すれば、指定した時間に『配合計画書』通りの生コンを現場に届けて貰えます。
配合計画書とはコンクリートを作る際の設計書です。
生コンを作る材料名や使用割合、使用する箇所やその時期など、多くの情報が記載されています。
現場で練ったコンクリートで、計画通りのコンクリートを作ろうとすれば、かなり大変だと思います。
計画通りのコンクリートがあれば、それを規定時間以内に打設すれば良いんです。
シンプルな話でしょ?
でも現場に届けられたコンクリートって、ちゃんと配合計画通りになっているの?
疑えば、キリがありません。
それを確認するためには、『コンクリート受入検査』を行うしかありません。
コンクリート受入検査については、明日の拙ブログに書く積りです。
お楽しみに・・・。
posted by Hoppy Red
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