板橋区弥生町でコンクリート受入検査を行いました。

昨日と今日はアセットフォーの定休日

でも昨日は、出勤しました。

板橋区弥生町の『FPの家 S&N邸』にて、コンクリートの打設があったからです。

その様子をかいつまんで、ご報告したいと思います。

ガードマンと作業員が待つ中、現場に生コン車が到着しました。

2t車を覚悟していましたが、4t車です。

搬入経路が狭いし、途中に3t規制道もあったんですが、なんとか諸問題をクリア

規制解除申請しておいて良かった・・・。

打設に先立って行われたのが、コンクリート受入検査です。

プラントから出荷された生コンを、現場打設前に採取して、いくつかの検査を行います。

既に準備万端

早速検査を開始しました。

①スランプ試験

スランプコーン(緑色の容器)に少しづつ生コンを入れ、棒でつつきます。

これを数回繰り返し、天端まで詰めたら平らに均します。

スランプコーンの両サイドにある取っ手を掴み、上に引き上げます。

生コンがべちゃっと潰れます。

この時の潰れ具合がスランプ値です。

生コンの軟らかさを確認します。

スランプフロー試験

高さと共に拡がり方も確認します。

空気量試験

炊飯ジャーのような試験機の蓋を開け、中に生コンを詰めます。

容器いっぱいに詰め、天端を平らに均したら蓋をします。

生コン中の空気量を確認する試験です。

コンクリート温度測定

外気温度を測る温度計。

そして、生コン温度を測る温度計。

⑤塩化物含有量試験

ついでに生コンにソルコンと言う計器のセンサー部を挿し込みます。

生コンの塩化物量を測ることが出来ます。

そして、圧縮強度試験用の供試体の採取も行ないます。

全部で6体採取して完了。

試験票を立てて、写真撮影です。

実は基礎の構造安全性は、コンクリートの品質によって大きく変わるんです。

現場に届けられたコンクリートが計画通りになっていなければ、設計通りの強度を得る事は出来ません。

だからこそ、安全性確保の為にコンクリートの品質検査は大切なものとなります。

この結果を見て、問題が無ければ打設を開始します。(もっとも、過去に問題があった事はありません。)

そして確認しなければならないのが、レミコン納入書となります。

ここにはプラントを出た時間が記されています。

建築基準法 第37条には、こんな事が書かれています。

コンクリートのプラント練り混ぜから打込み終了までの時間は、外気温が25℃以下の場合は120分、25℃を超える場合は90分以内とする。

今日の外気温は25℃を下回っていますから、この時間から120分以内に打設を完了させなければなりません。

もっとも弊社では、外気温に関わらず90分以内に打設完了することにしていますが・・・。

続く・・・。

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posted by Hoppy Red  

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