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昨日の拙ブログの続きです。
板橋区弥生町の『FPの家 S&N邸』のコンクリート打設の様子をご報告します。
いよいよ打設開始です。
道路使用許可を取っているので、前面道路にポンプ車を据付けています。
4.0m道路にポンプ車と生コン車が停めると、凄い事になります。
でも仕方ありません。
だって敷地の巾よりもポンプ車の方が大きいんですから・・・。
まずは生コン車からポンプ車に生コンを投入!
ポンプで打設場所まで圧送します。
今日は2名の作業者とポンプ車のオペレーターが作業に当たっています。
アルミトンボ&金鏝とバイブレーターを、それぞれが担当します。
天端を平らに均すのに使うのがアルミトンボ。
生コンに振動を与え隙間なく打設するのに使うのが、バイブレーターです。
作業者の指示を受け、オペレーターがホースを動かしつつ生コンを流し続けます。
まずは外周部の増し打ち部分から打設していきます。
生コンが捨コン天端と平らになる位をイメージしてください。
こうすると、打設しながら生コンの必要量が把握しやすくなります。
外周部が終わったら、奥から手前に打設していきます。
バイブレーターを掛け、トンボで叩いて隙間が出来ないように生コンを打設します。
そしてトンボで平らに均します。
振動を与えるのなら、鉄筋に直接バイブレーターを掛ければいいのでは?
そう思ったこともありました。
でも、ダメなんだそうです。
鉄筋の回りに細かい泡が発生し、付着力が落ちてしまうそうです。
バイブレーターって、しっかりと掛けないとダメですが、掛け過ぎも良くありません。
その見極めが難しいんです。
打設を終えた生コン車が去り、新しい生コン車の打設が始まる間に、金鏝を使って表面を均します。
足元が悪いので、注意の必要な作業です。
生コンが邪魔で鉄筋が見えないんですよね。
鉄筋を踏み外すと、足が嵌ってしまいます。
4t車×5台、計10.0㎥の生コン全てを打設しました。
写真は、ポンプ車の中に詰まっている生コンを戻しているところを撮ったもの。
余った生コンは、プラントに持ち帰り処分して貰います。
この後、オペレーターはポンプ車の清掃を始めました。
これ、何だと思いますか?
ポンプ車のホースの隣にある四角い物体は、スポンジなんです。
これに水を含ませた物を用意したオペレーターは、ポンプ車の生コン投入口にこれを入れてしまいます。
そして、ポンプのスイッチを入れます。
するとスポンジはポンプ車内部に吸い込まれ、ホース先端に取り付けられた籠に引っ掛かります。
泥のような色をした塊がスポンジです。
これを道路に置き、水で洗うと、この通り。
元の色に戻ったでしょ。
そう、ポンプ車及びホースの中を掃除するのに使ったんです。
面白いでしょ?
生コン車及びポンプ車が、お役御免で退場しました。
道路をきれいに清掃して、第一幕の終幕です。
この段階では、まだ表面に浮き水が溜まっています。
この水が引くのを待って、第2幕の開幕となります。
長めのお昼を取って、時が来るのを待つしかありません・・・。
4時間後、第2幕が始まりました。
固まり始めた土間の上に合板で作った筏を敷いて、金鏝で表面を押さえていきます。
この筏、持ちやすいように、ちゃんと取っ手が付いているんです。
カンジキを使う人ばかり見ていましたが、筏を使う人もいるんですね・・・。
金鏝を使って、土間表面全ての押さえが完了しました。
これにて、本日の作業完了です。
作業中、隣の小学校からはPPMのパプの生演奏が聴こえていました。
懐かしい・・・。
明日から、型枠工事に入ります。
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