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先日、練馬区桜台の『FPの家 K邸』にて執り行われた地鎮祭に、参加させて戴きました。
地鎮祭(じちんさい)とは、家を建てる土地の神様に、土地の利用を許可してもらうよう祝い鎮める儀式です。
また、工事の安全と家の繁栄を祈願する儀式でもあります。
正式には、『とこしずめのまつり』と呼ぶそうです。
その起源はとても古く、西暦690年ごろの記録には、すでにその記述があるそうです。
当時は土木・建築などに伴う祭として行われていましたが、地鎮祭が建築儀礼として広く普及していったのは、江戸時代後半になってからだと考えられています。
私も過去にたくさん参加させて戴きました。
大抵は一般的な神式です。
もちろん仏式やキリスト教式の経験もあります。
でも今回の地鎮祭は初体験でした。
仏式だと思うんですよね・・・。
準備の様子を撮ってみました。
いつもより、青竹で囲まれた神域が広いでしょ?
注連縄に下げる紙垂(しで)も、それぞれ4枚ではなく3枚でした。
一番ビックリしたのは、コレです。
準備の段階で、盛砂の隣に直径50cm✖深さ60cmくらいの穴を掘ったんです。
そこに、式で利用した注連縄や紙垂、青竹✖4本の先端、玉串などを埋めてしまいます。
そして最後に、盛砂で蓋をします。
「基礎工事の際には、充分気をつけてください。」
と注意を受けましたが、気をつけないとヤバイですよね。
でも合理的でいいなぁー、と思ったんです。
だって式で使ったこれらのモノって、普段は捨ててしまうんです。
なんか気が咎めるんですよね。
そして鎮め物を預かり、基礎の下に埋めさせてもらいます。
だったら式で使ったモノを、そのまま埋めた方が良いと思うんです。
さすがに青竹は頭だけなので、残りは処分しなければなりませんが・・・。
そうそう、四方払いに使う清め塩も違っていました。
一般的には、塩にお米を混ぜていると思います。
でも今回は、岩塩に麻紐を1cm程度に切ったモノとお米を一緒に入れていました。
不思議・・・。
仏式なので、祝詞ではなくお経を唱えていただきました。
無事工事が終わり、ご家族全員が幸せな生活を送れるといいですね。
式の間は空も青く、風もそれほど吹いていませんでした。
これもK様の日頃の行いが良いからなんだろうなぁー・・・。
posted by Asset Red
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