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12月17日付のアセットフォー日記です。
今日の練馬・板橋の天気は雨のち晴れ。
気温もだんだん上がってきました。
板橋区弥生町の『FPの家 S&N邸』の、屋根葺きが終わりました。
今回も、いつもと同じ『ディプロマット・スター』を採用しました。
従来採用していた屋根材に比べて、いくつもの優れた点がありますから・・・。
以下、ディーズルーフィングのHPから抜粋しました。
通常、建築構造の頂点に位置する屋根はその素材の重量によって耐震性が大きく左右されます。
(柱や梁の経年劣化にも大きく影響されます。)
ディーズ ルーフィングは、1m²あたり7kg(1坪あたり23kg)という軽さ。
他メーカー屋根材と比べると、平板スレートの約1/3、瓦に対しては約1/7の軽さです。
また、軽量な屋根材は耐力壁や通し柱が軽減できるため、設計に自由度を創出することができます。
上グラフでは、各屋根材の重量を比較しています。
一般的に軽量屋根材と言われている平板スレートよりも、さらに軽いんです。
赤ちゃんって、よく転ぶでしょ?
あれ、頭が重いんです。
重心が高いので、大人に比べると転びやすい訳。
建物も同じです。
屋根が重いと、倒れやすくなります。
その分、耐力壁を増やす必要があるので、間取りも思うようにならないかも・・・。
ガルバリウム鋼板は、比較的耐久性の高い屋根材です。
そして、ディプロマット・スターの基材はジンカリウム鋼板。
前者は、アルミニウム55%・亜鉛43.4%・シリコン1.6%でメッキされた鋼板です。
そして後者は、アルミ55.0%・亜鉛43.5%・シリコン1.5%でメッキされた鋼板。
亜鉛とシリコンの配合比がたった0.1%しか違わない、ほぼ同じ鋼板なんです。
しかも上図のような多層構造。
抜群の耐久性を実現します。
ひとつひとつの層を説明してみましょう。
①表面被覆は透明アクリル樹脂100%、自然石粒をしっかりと定着させています。
②自然石粒は薬品無使用、ずーっと色落ちしません。
③アクリル樹脂ベースコートには、コケやカビの発生を防ぐ防苔剤を配合。
④防錆剤入りエポキシ塗料は、錆びにくいジンカリウム鋼板をさらに錆びにくくします。
⑤アルミ亜鉛メッキ層が、高耐蝕・高熱反射・高耐熱を実現。
⑥軽量・高強度を実現する鋼板。
⑦アルミ亜鉛メッキ層が、高耐蝕・高熱反射・高耐熱を実現。
⑧保護被膜が、屋根下地からの湿気を防ぎ防錆性を高めます。
しかも自然石粒が、熱や雨音の伝わりを和らげる効果も期待できるんです。
凄いでしょ?
耐久性が高いので、メンテナンスコストを抑えることが出来ます。
今回は、こんな色にしてみました。
鋼板とは思えない雰囲気でしょ?
評判良いですよ。
棟を撮ってみました。
ほぼ、換気棟になっています。
一般的には、こんな基準に合わせて小屋裏の換気量を決定します。
でも、この基準程度では、足りないそうです。
日本住環境の行った実験です。
①小屋裏換気ナシの場合
②一般的な換気量の場合
③可能な限り換気棟を設置した場合
外気温度30℃時の小屋裏温度を比較すると、次のようになっていたそうです。
①61.4℃(+6.0℃)
②55.4℃(±0℃)
③50.1℃(-5.3℃)
こんなに違ったら、夏のエアコンネルギーにも相当違いが出る筈!
費用対効果を考えれば、必須だと思います。
もっとも、弊社の基本は屋根断熱です。
小屋裏はありません。
でも屋根下に設けた遮熱通気層の出口として、換気棟は重要な役割を果たしています。
小屋裏同様に換気量が多ければ、排熱できる訳です。
この屋根材をお勧めする理由が、わかったでしょ?
posted by Asset Red
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