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12月28日付のアセットフォー日記です。
今年最後の投稿になると思います。
今日の練馬・板橋の天気は晴れ。
スタッフ一同で、事務所の清掃を行いました。
恒例の、無垢テーブル&椅子のクリーナー&WAX掛けも無事終了!
今年一年、お疲れ様でした・・・。
また板橋区弥生町の『FPの家 S&N邸』では、今日も工事が進められています。
まず一番に行ったのが、現場清掃です。
そしてゴミ箱の中のゴミを、産廃回収車に引渡しました。
あ~スッキリした!
そして、玄関ドアを取付けました。
今回もガデリウスのスゥエーデンドア(以下。SDと表記)を採用しています。
様々なメリットを与えてくれる木製ドアですが、最大の欠点は重い事だと思います。
とにかく運ぶのが大変です。
先日納品されましたが、取り敢えず軒先に配置してもらいました。
一旦置いてしまうと、ひとりでは動かすことも出来ません・・・。
そして今日、一旦コレを道路に出します。
その後、梱包を解き、枠と建具を別々に敷地内に運び入れます。
枠は、なんとか一人で運べます。
でも建具は、2人掛かりで運ばなければなりません。
ちなみに扉自体はH2,036mm×W930mmですから、最近の玄関ドアとしては決して大きくありません。
背が低く、巾が大きい扉と言えるでしょう。
今回はSDの魅力を書いてみようと思います。
木のドアは、なんと言っても断熱性能が高いんです。
写真は、アルミ・樹脂・木のコップそれぞれに氷を入った冷水を入れた時のサーモ画像です。
赤ければ赤いほど、水の温度を表面に伝えていない事を示しています。
木のコップって、凄いでしょ!
参考までに、L社の玄関ドアの断熱性能比較を挙げてみました。
左から右にいくほど、断熱性能が低くなります。
その熱貫流率を比較してみると、左から順にこうなります。
K1.5・・・1.75W/㎡・K
K2・・・2.33W/㎡・K
K4・・・4.07W/㎡・K
非断熱仕様・・・不明(断熱していないんだから、相当寒いと思います。)
断面構成は色々ですが、扉の厚さも断熱性を決めるポイントだと思います。
ちなみにSDの扉厚は70mmほどあります。
しかも、断面構成が全然違うんです。
こんな感じです。
ちなみにカットサンプルは、こんな感じ。
やはり実物は迫力あるでしょ?
さて、このドアの熱貫流率はどの位でしょうか?
答えを聴くとびっくりすると思います。
弊社が採用している防火タイプは1.19W/㎡・K。
さらに、非防火タイプであれば0.77W/㎡・K。
L社のドアに比べると、その違いに驚くと思います。
しかも、気密性能が全然違います。
高断熱住宅に住んでいる方の中には、「玄関が寒い・・・。」という方もいるそうです。
原因のひとつは、床の断熱性能の低さです。
基礎の立ち上がりや土間下に施工した断熱材が薄いんだと思います。
そして、もうひとつがドア自体の断熱性能の低さです。
気密性能の低さも大きいと思います。
隙間風がピューピュー入ってくるドアであれば、暖かい筈ないでしょ!
その点、SDなら安心です。
もちろん断熱性だけではありません。
防犯性も高いんです。
一般的な玄関ドアが鍵の防犯性を謳っているのに対して、SDの場合はドア全体の防犯性能を謳っています。
鍵だけ頑丈でも、ドア自体が簡単に抉じ開けられてしまうようでは心配でしょ?
メンテナンス性の高さも魅力だと思います。
例えば、建付け調整が簡単にできます。
一般的な玄関ドアの場合、メーカーに建付け調整をお願いする事が多いんです。
当然、費用もそれなりに掛かります。
しかも調整巾が少ないんです。
10年経って建付けが悪くなったので、調整を依頼したら「これ以上は調整出来ません。」なんて言われたりする事も・・・。
その点SDであれば、ご自分で調整する事も可能です。
調整巾も大きいし・・・。
廃盤が少ないし、いつまでも部品供給が続くのが嬉しいんですよね!
定期的なメンテナンスを行えば、一般的な玄関ドアよりも長持ちします。
経年美化も魅力のひとつだと思います。
経年劣化でシートが剥がれたり、白錆びが浮くこともありません。
なんといっても、恰好いいですよね。
プリントやシート貼りとは、質感が違います。
無事枠を取付け、扉を吊り込んで作業完了です。
扉の裏表には、段ボール養生も行いました。
これにて、今年の現場作業終了!
冬季休暇に入ります。
拙ブログをお読みの皆さん、今年も一年ありがとうございました。
引き続き、来年も宜しくお願い致します。
暴飲暴食を控え、良い新年をお迎えください。
電話:03-3550-1311