ご存知でしたか? 氷&雪の家って、意外と暖かいんです。

今日は月曜日、でも成人の日の為アセットフォーはお休みです。

今回は、前回書いた『イヌイットの冬の家』についての追加情報をご紹介したいと思います。

毎回、固い話ばかりでは息が詰まるでしょ

でも、その前に押さえておきたい事があります。

世界の国々の居室の温度を比較している図なんだそうです。

ロシア語なんてわからないので、もしかしたら違ってたりして・・・。

日本を見ると10℃とありますから、最低室温なんでしょうね。

でも、この図に挙げられた国々の最低室温は15.2~24℃となっています。

しかも面白い事に、北にいくほど室温が高い傾向にあります。

これを押さえた上で、イヌイットの家を知ってもらいましょう。

極北・カナダのイヌイットの冬の家は雪ブロックで出来ています。

きれいな写真ですよね。

ネットから拝借しました。

でも寒そう・・・、そう思う方が大半だと思います。

でも外気温がー20℃になるにも関わらず、居住空間の室温は13~15℃もあるそうです。

熱源はランプと居住している人から出る熱だけなのに・・・。

雪ブロック+内側に張った毛皮の断熱性。

昨日も書きましたが、そのU値は0.46W/㎡Kというからオドロキです

そして、居住空間と入口につけたレベル差で冷気を防ぐという巧みな仕組みで暖かさを確保しています。

気密性によるところも大きいそうです。

熱で溶けた雪ブロックが、ブロックの隙間を埋め、外気で冷やされ凍結する。

この繰り返しが、雪ブロックを一体化し、究極の気密性を保つことになります。

こうして漏気による熱損失がかぎりなく無くなっているんだそうです。

但し表面温度が低い為、冷輻射対策が必須となるようです。

内側に張り巡らしたアザラシの毛皮が、重要な役割を持っているんだとか・・・。

翻って、日本の住宅は隙間だらけ・・・。

夏を涼しく過ごすために、冬はひたすら我慢・我慢・我慢・・・。

所変われば、品変わると言います。

同じ人間なのに、この違い・・・。

情けないやら恥ずかしいやら・・・。

こんな話を聞いていると、日本が先進国だとは思えません。

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posted by  Hoppy Red  

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