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昨日、戴きもののスルメイカの干物を戴きました。

おいしかった・・・。

せっかくですから日本酒を熱燗でとおもいましたが、面倒になり諦めました。

あっ、スルネイカの話を書くつもりはありません。

大袈裟なタイトルにしておいて、スメルイカの話はないでしょ・・・？

今日はお題は、臭いです。

おいしいスルネイカは大歓迎！

でも、その臭いは遠慮したいですよね。

妻にも言われました。

「この臭い、どうにかしてよ！」

「嫌いな臭いじゃないけど、ずーっと臭っているのは困る。」との事。

確かに、家中に臭いが蔓延しています。

蔓延防止法発令です。

炙っているうちに、白い煙がもうもうと立ち昇りました。

慌ててレンジフードのスイッチをONにしましたが、遅かったようですね・・・。

失敗・失敗！

でも換気システムも稼働中だし、そのうち臭わなくなるだろうとタカを括っていました。

それなのに、一向に改善しません。

あっ、そうだ！

換気風量を絞っていたんだっけ・・・。

我が家の換気風量は、およそ148㎥に設定しています。

気積が296㎥ありますから、ほぼ2時間に一回、家中の空気を新鮮空気と交換できるんです。

24時間換気システムは2003年に義務化されました。

それまでの家では室内の空気が汚れたら窓明け換気を行っていましたが、これ以降は換気システムの稼働により家中の空気が定期的に入れ替わるようになっています。

我が家では、ダクト式第3種換気システムを採用しました。

熱交換タイプではありませんから、25℃の空気を捨てて6℃の空気を採り入れることになります。

これって、勿体ないでしょ？

しかも、家の中には3人しかいません。

1人当たりの換気量30㎥に3を掛けても、90㎥にしかならないんです。

そこで湿度の低い冬季の間は、90㎥に風量を落としていました。

慌てて洗面所の壁にあるコントローラーを調整しました。

風量を148㎥に戻したんです。

換気システムを稼働する電力と、暖房電力は増えますが仕方ありません。

10分もすると、すぐに臭いは消えました。

凄い・・・？！

わずか58㎥の違いですが、大きな違いですね。

人が暮らす空間には独特の臭いが存在します。

でも、その臭いは、いつの間にか気にならなくなります。

臭いが無くなるからではありません。

臭いに慣れてしまうからです。

玄関に入ると、臭いが気になる家ってあるでしょ？

ペットの臭いや靴の臭い、カビ臭い事もあります。

でも、家の中にいる人には気にならない事が多いんです。

ご存知でしたか？

こうした『臭い残り』のある家って、換気不足なんですよね。

気にならない臭いなら、いいじゃん！

と言う方もいると思います。

でも換気不足の空間に長時間いると、ホルムアルデヒドやVOCの影響を受けるかもしれません。

また二酸化炭素中毒やウィルス感染の恐れすらあるんです。

蔓延防止法の発令を検討している自治体が増えているようです。

皆さんのお宅は大丈夫？

換気システムの風量を、念の為ご確認ください。

ついでにフィルターの清掃もお勧めします。

フィルターが汚れていると、換気風量が減ってしまいます。

ご注意ください。