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今日は第3火曜日、アセットフォーはお休みです。
そう、年始休暇以来の連休です。
先週は出勤だったし、現場作業も多かったでしょ?
しっかりと身体を休めたいと思います。
さて本題です。
今回書くのは、失敗談。
恥ずかしいけど、カミングアウト!します。
昨年お引渡ししたお宅の換気システムのダクトに結露が発生しました。
全熱交換タイプの第1種換気システムを導入したお宅です。
写真は24時間換気システムのOA(給気)配管です。
ダクト内を冷たい外気が通った際にダクト表面が冷たくなってしまい、暖かく湿った空気が結露を起こしたようですね。
もちろん、断熱材は巻いています。
でも断熱力が不足していたと思われます。
ちなみにEA・RA・SAについては結露は発生していません。(当然と言えば当然ですが・・・)
さっそく職人を手配し、断熱補強することにしました。
以下、施工日の状況です。
インターホンを押し、玄関に入った際の感想はわっ、暖かい!でした。
そして、かなり湿度が高いなぁーと思いました。
さっそく2階に上がらせて戴き、換気システム周囲の環境を測定してみました。
気温18.7℃、相対湿度62.8%。
やはり、湿度が高いですね。
絶対湿度は8.4g/kgDA、露点温度は11.5℃となっています。
つまり、ダクト表面温度が11.5℃以下になれば結露する訳です。
気温が低い朝が続いていますから、結露しても不思議ありません。
もしも相対湿度が40%だったら、どうでしょうか?
絶対湿度は5.3g/kgDA、露点温度は4.8℃になりました。
これなら、結露は発生しないと思います。
でも最近は、コロナの影響で湿度を高くする家が増えています。
もっとダクトの断熱性を高めないとマズイですよね・・・。
反省です。
試しにサーモカメラで、ダクトを覗いてみました。
見事に黒く写っています。
その温度は16.8℃となっていました。
(ゴメンナサイ!サーモ画像の取り込みが出来なくなってしまいました。お見せする事が出来ません・・・。)
外気温度が上がっていたんでしょうね。
その時は結露していませんでした。
さっそく幕板を外して、ダクトの上にセラカバーを被せました。
写真は施工途中を写したモノとなります。
白い部分が以前の断熱材です。
今回は、その上に巻き付けました。
既成品では断熱材の巾が足りないので、切足してアルミテープで固定しました。
1時間ほどで作業完了です。
でも、完成写真はお見せ出来ないんです。
サーモカメラで撮っていたもので・・・。
取り込みが出来次第、追加掲載したいと思います。
換気ダクトの断熱をナメてはいけません。
良い経験になりました。
posted by Hoppy Red
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