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アセットフォーは地域密着工務店。
創業以来、施工範囲は「車で15分以内の地域」に限定させていただいております。
それは、お客様へ『よりクオリティの高い住まい』をご提供したいから・・・。
そして施工中はもちろん、建てた後も末永くサポートさせていただきたいから・・・。
でも時には、少し遠い現場もあります。
社員や協力業者の自宅を建てる場合とか、知人の家を建てる場合です。
弊社の考えや取組みをご理解戴いた上で、遠距離のデメリットをご理解戴ける場合に限り対応させていただきます。
今回も知人(仕事仲間)からのご紹介で、少し遠い現場を請け負うことになりました。
なんと、道路に面していません!
でも、遊歩道には面しています。
諸々の条件をクリアすることで、この遊歩道を道路に見立てて建替えは可能です。
でも入り口には、こんな車止めが設置されています。
1個あたり200kgもあるそうです。
しかも転がらないように、鋼製のダボが歩道に挿し込まれているんです。
そして、鍵も掛けられています。
歩道に敷き詰められたインターロッキングが傷まないように、原則車の乗り入れは出来ないらしい・・・。
しかも、結構な距離なんですよね・・・。
ここに『FPの家』を建てます。
蛇の道はヘビという言葉があるでしょ?
なんとか抜け道を探して、スムーズに現場を進めたいと思います。
上図にはないエリアです。
役所のクセや勝手もわかりません。
弊社が初めて踏み込んだ建設地は、杉並区阿佐ヶ谷北3丁目!
車で25分ほど掛かります。
少し遠く感じます。
抜け道も探さないとなぁー・・・。
いよいよ解体工事が始まりました。
築22年超の木造住宅を壊し始めると、厚さ100mmのグラスウールが出て来ました。
良く見掛ける、間違った施工をしています。
取り敢えず詰めとけばいいでしょ!
気密の事なんて、まるでお構いなし!
当然、断熱材の至るところにダスティングの跡が・・・。
(資料:ヒノキヤグループの資料を基に日経ホームビルダーが作成したモノを転載)
老朽化した住宅の繊維系断熱材にしばしば見られる黒い変色、これがダスティングの跡です。
この黒い変色の原因を、これまで多くの専門家や実務者はカビと考えていました。
でも黒い変色の正体は、大気中の汚染物質や土壌成分を含む浮遊粒子状物質(SPM)だったんです。
気密性が低く壁の中を上昇気流が走る構造では、外気がそこを絶えず通過しています。
いくら断熱材が入っていても、スースーして寒いのは当たり前!
そこに湿った空気が当たれば結露の危険性も高まりますが、絶えず空気が流れていれば結露の危険性は低くなります。
こちらのお宅では、少し黒くなっていた程度です。
ユニットバス回りも含めて、腐朽している箇所は無さそうです。
今後は、解体の様子を時々挙げてみたいと思います。
posted by Asset Red
住所:東京都練馬区北町2-13-11
電話:03-3550-1311
東武東上線 東武練馬駅下車5分
ただいま、土日勤務のパートさん&現場監督見習いを募集しています。
https://www.assetfor.co.jp/recruit/
上記をご確認ください。