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今日は水曜日、アセットフォーはお休みです。
もう2月なんですね、あっという間に1月が終わってしまいました。
コロナも終わっちゃえばいいのに・・・。
さて本題です。
以下、日経新聞に掲載された『寝室暖房で風邪4分の1 新型肺炎の予防にも効く?』という記事から、その一部を転載させていただきました。
寝室を暖房で暖めて寝る子どもは、そうでない子どもに比べ、風邪をひく人の割合が4分の1にとどまるとの調査結果を産業医科大(北九州市)の藤野善久教授(疫学)らのチームが28日までにまとめた。
藤野教授は、暖かい部屋にいることで免疫の低下を防ぐことができたとみており、「新型コロナウイルスによる肺炎を含む冬の呼吸器感染症の予防に役立つのではないか」と話している。
海外では室内の温度が低下すると、循環器病や呼吸器疾患が起きやすいとの研究があり、世界保健機関(WHO)は、健康維持のため冬場の室内の温度を18度程度に保つことを推奨している。
だが日本の家屋は地域によっては断熱が不十分で、18度を下回ることが多いとの報告がある。
チームは、子どもの寝室での暖房使用と感染症との関係を調べるため、福岡県の暖房を使う12歳以下の子ども156人と、使わない子ども155人の計311人を対象に調査。
2018年12月から19年2月までの3カ月間の風邪や発熱の発症状況を比較した。
この結果、暖房を使った子どもは、使わない子どもと比べて、3回以上風邪をひくリスクが0.23倍と小さいことが分かった。
3日以上の発熱は0.27倍、インフルエンザの発症は0.55倍だった。〔共同〕
ちなみにWHOは、こんな本を出しています。
WHOの住宅と健康のガイドライン
ページ数:172
出版日:2018
言語:英語
ISBN:978 92 4 155037 6
コレ、4章の原文を抜粋しました。
和訳は少し怪しいけど、以下のように書かれているようです。
冷気は肺炎を起こし、循環を阻害し、喘息発作の症状や呼吸器疾患の悪化も引き起こします。
血管の収縮の誘発、虚血性心疾患を引き起こす可能性もあります。
心血管疾患にかかる率および死亡する率は、夏よりも冬の方が高くなります。
寒い室内は健康に悪影響を与えます。
健康への負担として、特に高齢者は呼吸器疾患と心血管疾患。子供は呼吸器疾患が挙げられます。
室温18度未満の住宅に住んでいる人は、18度以上の家に住んでいる人よりも健康結果は悪くなります。
そして、断熱強化された住宅に住む事で結果は向上します。
室温は最低18度以上必要です。
そして高齢者・子供・病気(特に心肺疾患)の人は18度よりさらに暖かくする必要があります。
これが、『持続可能な公平な未来のために健康的な住宅を促進するための推奨事項』との事。
そして住宅条件の改善が、命を救い、病気を防ぎ、生活の質を高め、貧困を減らし、気候変動の緩和に役立つそうです。
住宅は、都市の成長・高齢化・気候変動の観点から、健康にとってますます重要になっているんです。
WHOの住宅と健康のガイドラインには、安全でない標準以下の住宅による健康への負担を減らすための実践的な推奨事項を提供する最新の証拠をまとめているようです。
日本語版の出版を期待したいですよね。
我が家でも、この時期は暖房を掛けて寝ています。
室温を測ってみると、だいたい23℃位になっています。
以前は19℃くらいにしていましたが、最近は少し設定温度を上げました。
でも恥ずかしながら、湿度にはあまり気を使っていません。
相対湿度で言えば、30%台後半というところでしょうか。
例えば23℃/35%と言えば、絶対湿度6g/kgDAに当たります。
先日の拙ブログにもあるように、絶対湿度6~10g/㎏DAを平均的に確保できれば、ウイルス感染は防ぐ事が出来そうです。
もう少し湿度を高めた方が良いんだろうなぁーなんて少し心配していましたから、この情報を得て安心していたんです。
こんな記事を見ると、益々安心出来そうです・・・。
娘の場合、過乾燥で喉が痛いことはあるようです。
でも熱が出ることはありません。
毎日、元気に学校に通っています。
私自身も、今の家に住む前は必ず年1回の割合で風邪をひいていました。
でも入居後10年以上、風邪をひいていません。
今も昔も、住宅以外の生活環境は変わっていません。
これって、暖かい暮らしの効果だと思うんですよね。
そう、思いませんか?
posted by Hoppy Red
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