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1月31日付のアセットフォー日記です。
今日も練馬・板橋の天気は晴れ。
最高気温も、どうにか10℃を越えました。
晴れが続くと助かります・・・。
今回、板橋区弥生町の『FPの家 S&N邸』では、新しい部材を採用しました。
こんな部材です。
アルミ笠木の下に設置して、腰壁部分の通気層を有効化するのが目的。
実は、試験採用なんです。
今までも何種類かの換気部材を試してみました。
どれも、施工性がイマイチなんですよね・・・。
納まり図を見ると、サイディングを想定しているようです。
モルタル対応の部材が欲しいのに・・・。
他の製品も、そうなんです。
モルタルを塗ると換気スリットが塞がってしまったり、部材自体の座りが悪かったり・・・。
でもこの製品は、いけそうです。
価格も思ったほど高くないし、入数もちょうどいいんです。
ジョイントや出入隅等の部材も充実しています。
早く試したい・・・。
施工者の意見を聞いてみたいんです。
まずは笠木部材そのものの施工性、そして左官屋さんの施工性を!
問題が無ければ、標準部材にする予定です。
バルコニー笠木って、築年数が経過すると雨漏りすることがあります。
10年経過すれば瑕疵的にはセーフですが、「10年経過したので、雨漏りしても仕方ありません。」とは言えません。
「長期的に考えると、メンテナンスコストが高くつくので防水バルコニーはつくらない方が良いですよ!」
そう言いたい・・・。
でも、言えない・・・。
でも実際には、笠木から侵入した雨水が躯体を傷めるケースが散見されています。
よくある笠木周りの雨漏り例を挙げてみました。
どちらも、以前に弊社が行っていた納まりです。
当時は問題ないと思われていた納まり(推奨納まり)も、様々な検証が進められるとNG納まりになる事があるんです。
まさに笠木周りの納まりが、これに該当します。
10年以内に発生していれば、無償にて修理を行います。
でも大抵は、17~20年くらいの築年数で発生しています。
こうなると有償工事扱いになるんです。
やましい気持ちでいっぱい・・・。
だからこそ、雨漏りの危険性を少なくしつつ、建物の耐久性・耐朽性を高める為には試行錯誤が必要だと思います。
あっ!すでに『問題と思われる施工』は行っていません。
ご安心を・・・。
posted by Asset Red
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