狭小地に建てるなら『FPの家』という選択

弊社は『FPの家』しか建てません。

先日の拙ブログに少しだけ、書かせて戴きました。

今回は、「狭小地に保温性の高い家を建てるなら、FPの家に限る」的な発言について補足したいと思います。

まず知って戴きたいのが、FPウレタン断熱パネルの断熱性能です。

上図では、同じ熱抵抗を示す壁の断面を比較しています。

左側の壁は弊社の標準仕様『プラチナFPパネル』厚さ105mmタイプの場合です。

熱抵抗は5.25となります。

真ん中が、一般的なFPの家で使われている『FPパネル』です。

熱抵抗を5.25とするには、126mmの厚さにする必要があります。

そして右側が、グラスウール16Kです。

熱抵抗を5.25とするには、236mmの厚さにしなければなりません。

もしも厚さ120mmのプラチナFPパネルと同じ性能を求めるのであれば、その厚さは、それぞれこうなります。

FPパネル・・・144mm(+24mm)

グラスウール16K・・・270mm(+150mm)

結構な違いでしょ

敷地に余裕のある地域なら、何の問題もありません。

でも狭小地であれば話は別です。

実際に弊社で建てたお宅の敷地を例に、比較してみました。

①左側は、厚さ120mmのプラチナFPの場合です。

②そして右側が、厚さ270mmのグラスウール16Kの場合となります。

民法上、敷地境界線から壁面までの距離は500mm確保しなければなりません。

壁が厚ければ厚いほど、室内の面積は狭くなるでしょ

上図の、両者の有効床面積を比較してみましょう

①の有効床面積は22.31㎡、②の有効床面積は19.32㎡となりました。

仮に総3階の建物であれば、面積差は3倍になります。

66.93㎡(20.20坪)と57.96㎡(17.49坪)って、結構違いますよね。

断熱性能は高くしたいけど、床面積も大きくしたいんだよね。

こうした希望も、FPの家であれば叶えることが出来ます。

FPウレタン断熱パネルって建物の内側から充填する事が出来るので、敷地までの空きが小さくても施工可能なんです。

また同様に、屋根厚さを薄くする事で建物高さを抑えることが可能です。

道路斜線や北側斜線等が厳しい地域でも、室空間を有効に活用できるのもFPの家のメリットだと思います。

狭小地でも、冬暖かく夏涼しい家にしたいなら『FPの家』がお勧めです。

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