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3月7日付のアセットフォー日記となります。
今日の練馬・板橋の天気は晴れ。
でも気温が低いんですよね、ラジオによれば例年並みなんだそうですが・・・。
陽射しが当たると、ホッとする一日になりそうです。
板橋区弥生町に建つ『FPの家 S&N邸』の、内装工事が進んでいます。
水回りの内装は、ビニールクロスを採用しました。
トイレの内装です。
床にはCFシートを貼りました。
1階洗面所の内装です。
そして2階の洗面コーナーの内装。
床のCFシートも天井・壁のビニールクロスも個人的にはあまり使いたくない材料です。
でも水回りは仕方ないのかも知れません。
どうしても、水掛かりが気になりますから・・・。
紙クロスやしっくい塗りだと、濡れた箇所を拭いてしまい表面が傷む事もあります。
デザイン性を求められると、対応出来ないし・・・。
でも色々考えると、ビニクロを積極的にお勧めする訳にはいきません。
帯電するので、空気中の汚れも引き寄せます。
結果的に天井・壁が汚れやすいんですよね。
含まれる可塑剤が放散して硬くなってしまい、端部がめくれ上がる事もあります。
こうなると貼り替えるしかありません。
汚れであれば我慢出来ますが、めくれ上がったクロスなんて危なくて仕方ありません。
安いと思って採用したけど、結局経済的ではないんです。
しかも可塑剤って、健康に良くないんですよね・・・。
だから採用は最低限に抑えるべきだと思います。
3階ホールです。
そして、1階洋室。
水廻り以外の部屋は、紙クロスを貼ります。
パテ処理も、午前中には終わる筈。
午後一番に紙クロスが納品されました。
襖紙をつくる工場でつくる紙のクロスです。
この工場では、日本古来の伝統的な襖紙の装飾技法を受け継ぎ伝えていくために、伝統工芸の専門チームを設立したそうです。
日々、匠がおりなす芸術的な作品を、一品一品真心こめて制作し提供しているとの事。
紙クロスだけではなく、襖紙も一度は使ってみたいですね。
この紙クロスは、ビニクロと同様に2層構造になっています。
さすが襖紙の工場でつくるクロスですよね。
だから、貼り替えの際は上紙を剥がすことが可能です。
一般的な紙クロスは剥がす事が出来ません。
上に塗装をするのが当たり前だからです。
でも、この紙クロスは上塗り不要!
表面に撥水処理を施しているため、硬く絞った雑巾で拭き取る事も出来ます。
ただし、濡れると裏紙の色が透けて黒っぽくなります。
焦ってゴシゴシ擦ると破れてしまいます。
ここが注意すべき点です。
当然、ビニクロに比べて割高です。
でも工場から直接仕入れているので、大した差ではありません。
m単位で注文すると、30分ほど車を運転して担当者が運んでくれます。
いつも同じ柄を使うので、余れば次の現場で利用します。
特に問題はありません。
でも、紙クロスに抵抗を感じてる人って多いんですよね・・・。
不思議です。
早速、貼り始める予定です。
あと2~3日というところでしょうか。
外回りはモルタルの養生期間の真っ最中!
この期間を利用して、軒裏・破風板のシーリング工事を行います。
まずは、マスキングかスタートです。
この後、小口にプライマーを塗布。
乾燥次第、変性シリコンを充填します。
以前はスイス漆喰の施工が完了してから、塗装を行っていました。
窓や下屋等、汚したくない部位にポリマスカー養生を行います。
でも漆喰って、モルタルに比べてマステがくっつきにくいんです。
充分に乾燥しないと、テープを剥がす際に漆喰も剥がれちゃうし・・・。
かと言って養生を怠ると、白い壁を汚すことになります。
その点、漆喰塗り前にやっておけばマスキングの手間が大幅に削減できます。
だって左官屋さんが既に養生していますから・・・。
養生期間を使うので、時間を無駄にしません。
破風板に塗った塗料が乾くと、雨樋を吊ります。
冬季であれば、乾くのに数日かかる事もあります。
でも先に塗っておけば、漆喰を塗っている間に乾くでしょ!
仕上げが変われば、工事の段取りも変わります。
職人のやりやすさを考える事で、仕上がりを良くしたり工期を短くする事も可能です。
これも現場監督の醍醐味だったりします。
posted by Asset Red
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