練馬区土支田3丁目の現場で遣り方を行いました。

3月17日付のアセットフォー日記です。

今日の練馬・板橋の天気は曇り、最高気温もどうにか20℃を越えました。

でも天気は下り坂なんですよね・・・。

そんな中、練馬区土支田3丁目に建つ『FPの家 T邸』で、やり方を行いました。

やり方とは基礎工事に掛る前に柱心または壁の中心・内外面などの水平位置を表示したり、基礎の高さの基準とするために設ける仮設物です。

弊社では、これを設ける作業自体をやり方と呼んでいます。

やり方杭と呼ばれる杭を打ち込み、水貫と呼ばれる水平材を打ち付けて定木とします。

写真は、やり方杭を打ち込んでいる様子を撮ったもの。

水貫の長さが3.65mの為、1.80m程度の間隔を明けて掛け矢を使って打ち込んでいきます。

ぐるり4周のやり方杭を打ち終わったら、レベルを使って水貫天端の高さを記していきます。

水貫を留め付け終えた時の写真です。

やり方は、長方形につくるのが基本です。

長方形ですから、4隅は直角になっていなければなりません。

でも、この直角をつくるのが難しいんです。

弊社では、カネピタという工具を使って直角をつくるようにしています。

ピタゴラスの定理を利用して、直角3角形をつくります。

おおがね巻尺 マキガネ | 株式会社エヌ・エス・ピー|NSP

上図のように、仮墨①と仮墨②を結ぶ線は釘と釘を結ぶ線と常に直角に交わるんです。

この2本の線を基準にすれば、長方形をつくることが可能なんです。

建物の四隅が決まったら、写真のように水糸を張ります。

縦・横の水糸それぞれが基礎の中心線、そして交点がも基礎のコーナーとなります。

コーナーからコーナーの長さを対角長さと言いますが、長方形であれば、それぞれの対角長さが等しい長さになります。

双方の長さを測り、相違ない事を確認

水貫に基礎の位置を転記していきます。

弊社では、中心線と基礎巾を写すようにしています。

これにて、やり方完成です。

ちなみに水貫の天端は、GL+600mmに設定しました。

敷地と道路には500mm程度の高低差があるので、道路側のみ深基礎になります。

いよいよ基礎工事が始まります。

順調に進むといいなぁー・・・。

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電話:03-3550-1311 

東武東上線 東武練馬駅下車5分

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