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3月19日付のアセットフォー日記となります。
今日の練馬・板橋の天気は晴れ後曇り。
でも昨日は終日雨でした。
お陰で、基礎工事の段取りが狂ったんです。
焦りましたよ・・・。
だって、杉並区阿佐ヶ谷北3丁目に建つ『FPの家』で基礎の型枠を撤去する予定だったからです。
雨の中、脱型作業を強行する事は出来ます。
でも、基礎回りの埋め戻し・整地は無理なんです。
だって雨の中で無理に行えば、回り中を泥だらけになってしまいます・・・。
作業員が風邪をひいてしまうかもしれないし・・・。
そんな事、できないでしょ?
そこで1日延期して、今日行うことにしました。
少し早めに現場に集合し、朝8時から作業スタート!
基礎から型枠を剥がし、付着したコンクリートを撤去します。
昨日の雨で型枠が濡れているので、作業していると身体も濡れてしまいます。
気温が高くて良かった・・・。
種類ごとに型枠を集め、それぞれを道路に停めたダンプまで運びます。
毎度お馴染みの搬路養生も、すっかり慣れてしまいました。
台車の両脇にコンパネを立て、鋼製型枠を積み込みます。
そして、これを2人掛かりで押していきます。
搬路が凸凹だから、押しにくいんです。
そして、これをダンプの荷台に載せます。
空の台車を押して戻り、型枠を積込む。
とにかく、この繰り返しです。
休憩もなしに、一気に作業を進めてもらいました。
脱型が終わる時間を見越して、土台&大引き&構造金物を積んだトラックが到着する予定だったからです。
そして、ちょうど良い時間に荷物が到着しました。
まずは搬路に、一旦材料を降ろします。
搬路に降ろされた材料です。
梱包を解き、これを人力で敷地前まで運びます。
当然ながら、敷地内に置くスペースはありません。
取り敢えず敷地前の搬路に仮置きする事にしました。
この間、大工は基礎天端の土台墨を確認し足りない部分を書き足していました。
全ての墨付を終えたところで、早速土台材を基礎の上に置いていきます。
いよいよ、土台敷きスタートです。
弊社の土台&大引きは、国産檜の芯持ち材。
これをプレカット工場で、加工してもらいます。
写真の土台を良く見ると、中央で継がれているのがわかります。
腰掛け鎌継手の加工がされているんです。
仕口部分は、大入れ蟻の加工がされています。
以前は手加工がもてはやされていましたが、最近はプレカット加工が当たり前になりました。
それだけ精度良く加工できる熟練大工が、少なくなったという事だと思います。
また木材を刻むスペースを持たない材木屋が増えたのも、プレカットが当たり前になった理由だと思います。
以前は、材木屋の下小屋で大工が木材を加工していました。
でも最近は、下小屋を持たない材木屋が増えたんです。
加工するスペースが無ければ、大工による手加工なんて出来ません。
これも、時代の流れなんでしょうね・・・。
土台敷きもほぼ終わり、大引きを入れています。
いつも通り、土台裏には『ティンボワPCO水溶液』を塗布しています。
後日、専門業者による噴霧が行われますが、土台裏は基礎の上になるため塗りにくいんです。
土台をひっくり返してローラーで塗れば、完璧でしょ!
バケツの中のティンボワPCO水溶液が余ったので、大工が土台に塗っていました。
「捨てるなんてモッタイナイ、モッタイナイ・・・。」
土台敷き、完了です。
埋め戻し&整地も完了済み。
搬路の片付けも終えて、今日の作業は終了です。
お疲れさまでした。
posted by Asset Red
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