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こんな部品をご存知でしょうか?
日本住環境㈱の『Φ100防火ダンパー室内排気グリル用』という部材です。
あまり見慣れない部材でしょ?
Φ100は、わかると思います。
直径100mmという事です。
室内排気グリル用も、わかるでしょ?
室内に取り付ける排気グリル用の部材になります。
問題は、防火ダンパーです。
ダンパーとは空気の流れるダクトに取り付け、空気の流れを制御するために開閉させる羽根や板状の扉を指します。
防火と付くくらいですから、煙から人命を守り、火災の延焼を防いで建物を守るための部材なんです。
これをダクトの内側に設置する事で、室内排気グリルが防火ダンパー付になる訳です。
こんな仕様です。
ダクト内の温度が72℃を超えるとヒューズが溶断し、ダクト内を通る炎や煙を遮断します。
日本住環境の排気グリル『オリフィス』にピッタリ嵌る防火ダンパーです。
その設置基準は、建築基準法によって定められています。
ダクトが建物の防火区画を貫通する場合に取り付けが義務付けられているんです。
防火区画とは建築基準法に定められた区画です。
火災時に火炎が急激に燃え広がり、区画外に火や煙がいかないようにするためのものです。
準防火地域に狭小の3階建て住宅を建築する事の多い弊社では、あまり使う事がありません。
でも覚えておくと、イザという時に役立ちそうだと思います。
だって施工方法が意外と簡単なんです。
ダクトを引っ張り出して、グリルとの間にダンパーを取付け、テープ&シュリンクバンドで固定するだけ・・・。
これなら既存のダクトに取り付ける事も可能です。
でも心配な事もあります。
重量が結構あるんですよね。
グリルごと落ちてきたりしないのかな?
ダクトが付いているから、落下する事はないだろうけど・・・。
この点だけが少し不安です。
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