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4月2日付のアセットフォー日記となります。
練馬・板橋の天気は晴れ、でも寒かった・・・。
風も強いし、夜は雨も降るようです。
せっかく咲いた桜も散ってしまいそうです。
杉並区阿佐ヶ谷北3丁目の『FPの家 S邸』では、昨日に引き続きFPウレタン断熱パネルの充填を行いました。
FPウレタン断熱パネルを大引き間に充填し、厚さ24mmの実付合板を敷き詰めた現場を撮ってみました。
水道配管の出ている所は、合板及び断熱パネルに穴を明けています。
いわゆる断熱欠損という状態です。
そこで弊社では、ここに現場発泡ウレタンを充填します。
そして、この後気密処理を行います。
合板と柱の取合いにも、同様の処理を行います。
この、ひと手間が重要なんですよね・・・。
柱にかかる引抜荷重を基礎に伝える柱脚金物の取付状況を撮ってみました。
この金物は、FPウレタン断熱パネルの中に埋まってしまいます。
そのため、壁パネルの加工が必要となるんです。
この加工を極力無くしたいと考えていますが、なかなか実現できません。
建物の隅部には耐力壁が集中するので、大きな引抜荷重がかかってしまいます。
何か良い対策はないのかな・・・。
引き続き工夫をしたいと思います。
外側に面材耐力壁を設ける都合で、弊社では柱を3.0尺間隔に立てる事が多いんです。
でも浴室の窓面に関しては、大抵柱を6.0尺間に立てて小窓を真ん中に設置する事が多いんですよね。
その為、巾1713mm×高さ2700mmの大型パネルを充填しなければなりません。
これが結構大変なんです。
それだけに、入れ終わるとホッとします。
なにしろ、2人掛かりでいれるんですから・・・。
かと言って、3.0尺の柱間に入れるパネルの充填が簡単な訳ではありません。
あまりにもピッタリ作り過ぎているので、嵌めるのが大変なんです。
もっとクリアランスを取ればいいのでは?
と言う方もいます。
でも耐震性や気密性の向上を考えると、ピッタリ作るしかないんです。
掛け矢を振り回して叩き入れるのは大変です。
かなり重労働だと思います。
しかも叩く際に大きな音が出ます。
だから、いつ近隣からクレームが来るかわかりません。
事前に挨拶回りはしていますが、それでもヒヤヒヤしながら叩いています。
パネルの中の木枠部分を叩くのが原則です。
ウレタン部分を叩いたら、凹んでしまいますから。
結構、気を使うんですよね・・・。
入隅部分では当て木を挟んで叩く事もあります。
私が描いたパネル図面を見ながら、パネルを間配り。
1枚1枚、掛け矢で叩いて入れていきます。
そして、リユースネイルで躯体に留め付けていきます。
パネルには裏表や上下があるので、間違えないように気を使わなければなりません。
窓の上下に充填するパネル。
窓の穴が刳り抜かれたパネル。
開口の無い標準パネル。
片筋交・襷掛け筋交いの入ったパネルと、色々なパネルがあります。
しかもサイズはマチマチです。
パネルを入れるのって、結構慣れが必要だと思います。
全てのパネルを充填したら、外側に耐力面材を貼ります。
以前は現場で加工していましたが、最近は工場でプレカットされた耐力面材を納品してもらうようになりました。
FPウレタン断熱パネルの図面を利用する事で、現場加工がゼロになったんです。
ゴミは激減したし、施工時間も大幅に短縮できました。
以前は納品時に大工さんにもに手伝って貰いました。
でも最近は、担ぎ屋さんに頑張って貰います。
貴重な大工さんの時間を、材料運びに費やすのは惜しいでしょ?
どうせ力を注ぐなら、現場に注いでもらいたいですから・・・。
posted by Asset Red
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