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先日の拙ブログの続きです。
杉並区阿佐谷北3丁目の『FPの家 S邸』の浴室回りの断熱施工について書きたいと思います。
繊維系断熱材を充填しました。
浴室回りには、筋交いを入れる事が多いので施工が大変です。
断熱材にもコシがあるので、イラストのように筋交い周りには空隙が出来ます。
この隙間が、気になるんですよね。
あるマニュアルには「隙間部分で対流が発生するから、隙間をつくらないように。」と書いてあります。
別のマニュアルには「壁の上下に気流止め施工を行えば、対流は起こらない。」とも書いてあります。
確かに気流止め施工を行えば、対流は起こらないと思います。
でも、隙間は無い方が良いと感じます。
こんな表を見てしまうと、余計に感じるんですよね・・・。
繊維系断熱材って、施工による性能の違いが大きい断熱材です。
だから、常に丁寧な施工が求められるんです。
ボード受け材周りの断熱施工の様子を挙げてみました。
野縁周りの隙間も、筋交い周りと同じ理由で発生します。
弊社の隙間処理を簡単に説明します。
ボード受け材の裏側に断熱材を押し込み、ボード受け材に沿って切込みを入れます。
カッターの刃をボード受け材沿いに挿し込み、断熱材を引っ張り上げれば完成です。
文章にすると簡単そうですが、やってみると意外と大変なんです。
筋交いの場合も同様の処理を行うようにしています。
断熱材の充填が終わったら、石膏ボードを張ります。
そして床に断熱材を敷き込み、繋ぎ目を気密テープで貼り合わせます。
ちなみに弊社では束立てタイプのユニットバスは採用しません。
せっかく土間部分に断熱・気密施工をしても、鋼製束を立ててしまえば断熱・気密層が台無しでしょ?
発泡ウレタンを吹いたところで、あまり効果は期待出来ないと考えているからです。
ても吊架台タイプなら、断熱・気密層を傷付けることはありません。
もちろん、水道配管回りには発泡ウレタンを吹き付けアルミテープによる防湿・気密処理も徹底しています。
これで準備完了です。
後はユニットバスの施工を待つだけ・・・。
posted by Asset Red
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