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ある現場の天井野縁を撮ってみました。
天井野縁とは、天井材を張る為の下地です。
今回であれば、ここに石膏ボードを張り、その上にクロスを貼ります。
一般的には30×40のサイズの野縁という木材を303mmピッチに並べ、同じ野縁を910mmピッチに並べた野縁受けに留め付けます。
そして、野縁受けを910mmごとに梁に吊るのも野縁です。
色々な場所に使えるのが、野縁なんです。
この現場は、天井野縁と石膏ボードの間に防湿・気密シートを張り、セルロースファイバーを40cmほど吹き込みます。
その為、間仕切り部分には30×105mmの間柱も配置しました。
照明を取付ける部分にも、間柱を使って補強します。
ちょっとわかりにくいでしょうか?
写真真ん中の野縁は、左側の野縁と少しサイズが違うんです。
この野縁のサイズは、40×60mm。
そう、普通の野縁2本を1つにしたサイズなんです。
これを、1820mmごとに入れていきます。
すると、石膏ボードのジョイント部分を留めやすくなります。
以前は、30×40mmの野縁を2本並べていました。
30×40mmの野縁×2本の値段と、40×60mmの野縁×1本の値段は残念ながら同じです。
でも、大工さんの手間は減るんですよね。
こんな部材があるなんて知りませんでした。
材木屋さん、ありがとうございます。
今後も、こうした情報を提供してください。
宜しくお願いします。
posted by Asset Red
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