板橋区徳丸1丁目の現場で瑕疵保険の基礎配筋検査に立ち会いました。

5月16日付のアセットフォー日記となります。

練馬・板橋の天気は曇り時々雨の筈だったんです。

でも、雨ばかりなんですよね。

このところ、イマイチ天気がはっきりしません。

これも地球温暖化の影響なんでしょうか・・・。

板橋区徳丸1丁目の『FPの家 O邸』の基礎工事は、天気の割に良い感じで進んでいます。

捨コン打設の翌日には墨出しを行い、基礎の外側部分の鋼製型枠を設置。

先日、配筋工事も無事終わりました。

弊社の標準的な基礎配筋です。

べた基礎の耐圧盤部分は、D13筋をタテ・ヨコ200mmピッチに上下Wに入れています。

外周部立ち上がり筋はこんな感じ。

ユニット鉄筋を採用しているため、コーナー部や継手部分の鉄筋がちょっと見苦しいんですよね。

内部立ち上がり筋は、こんな感じです。

今回も地中梁が1本だけ入っています。

人通口部分の立ち上がり筋を切断しているので、補強する必要があるからです。

でも簡単な補強筋だ対処出来ている部分もあります。

この違い、凄いでしょ

どんな補強が必要かは、許容応力度計算をしてみないとわかりません。

でも、さすがに最近は予想する事ができるようになりました。

これも経験って奴なんでしょうね。

スペーサーブロックも1.0m間隔に入れています。

なかなかゴツイ配筋でしょ

現場隣に住むO様のお父様に、褒めて戴きました。

喜んで戴けて光栄です・・・。

 

先日、自主検査を済ませ瑕疵保険の検査員による『基礎配筋検査』を申込みました。

瑕疵保険に加入する為には、基礎配筋検査と躯体検査の2つに合格しなければなりません。

今回行う基礎配筋検査では、基礎の鉄筋の太さや間隔等をチェックしてもらいます。

そして今日、検査を行うことになりました。

検査員によって検査項目が若干違うので、立ち会っていると戸惑う事もあります。

かなりマニアックな指摘をする人が時々いるんです。

しかも指摘事項に関しては、原則検査時間内に対処しなければ検査不合格になってしまいます。

不合格になれば、再検査が必要となります。

しかも再検査って、すぐに入らないんです。

最低でも3~4日後になってしまいます。

検査翌日に予約したコンクリートをキャンセルし、合格するまでコンクリート打設を待つ事になります。

当然、上棟日も変更する事に・・・。

そんなの困るでしょ

だから何を指摘されても良いように、基礎屋さんにも検査に同席してもらっているんです。

でも、せっかく待機してもらったのに何にも云われないこともあるんですよね・・・。

検査員が来ました。

挨拶を済ませ、早速現場の確認を始めます。

図面と現場を見比べ、鉄筋の配置や本数を確認します。

コンベックスを使って、間隔や定着長さ、余長等を計測する事もあります。

もちろん、かぶり厚さやスペーサーブロックの間隔もチェック対象です。

検査内容をチェックリストにマークし、カメラに納めていました。

わずか20分の検査ですが、結構ドキドキするんですよね。

コロナ禍になって、変わった事があります。

従来は検査員の質問に答えるため、すぐ近くに待機していました。

でも現在は、2~3m程度の離隔距離をとるようにしています。

近くに寄ると、目の色を変えて怒る方もいるんですよね・・・。

検査の最後に、立会者の記名を行います。

でも最近は、名前を確認して検査員が書いてしまいます。

接触を極力減らしたいんでしょうね。

えっ、今日の検査員ですか

普通に粛々と検査を行っていました。

特にマニアックな質問もありません。

結局、基礎屋さんは無駄足に終わりました。

でも良かった・・・。

無事、合格です。

これで予定通り、明日打設が行えます。

検査員を送り出して、現場を離れました。

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